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科目一覧へ戻る | 2019/01/02 現在 |
科目名(和文) /Course |
造形デザイン論Ⅰ |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Aesthetic Design Ⅰ |
時間割コード /Registration Code |
33012301 |
学部(研究科) /Faculty |
デザイン学部 |
学科(専攻) /Department |
造形デザイン学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○吉原 直彦 , 南川 茂樹 |
オフィスアワー /Office Hour |
吉原 直彦(金曜日1限;3606研究室にて *その他の日時については応相談 ) 南川 茂樹(月曜日3限/3304研究室 *その他の日時については応相談) |
開講年度 /Year of the Course |
2018年度 |
開講期間 /Term |
第1クォーター |
対象学生 /Eligible Students |
造形デザイン学科2年次生 |
単位数 /Credits |
2.0 |
更新日 /Date of renewal |
2018/03/07 |
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使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
複数教員担当 |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
造形デザインを語るとき、どうしても表層からうかがえる「素材」を中心に考えがちである。しかし本論では、「素材はテーマではない」を意識づけるため、造形デザインのモノの背後にあるテーマや伝統性、地域性、普遍性?現代性などについて、1コマ1題形式で幅広く学ぶことにより、自身のデザインテーマ探しにあたって必要な知識の理解を深めるとともに、心構えを形成することを目的とする。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
地域や国内さらには海外で展開されているデザインについて、意欲的にこれをリサーチする姿勢が求められる。また、それらデザインの背後にどのような社会的必要性や条件が潜んでいるかを深く考える姿勢が求められる。さらに、リサーチした内容を分かりやすく資料化する習慣が求められる。 |
履修上の注意 /Notes |
?提示された各授業テーマについて関連のある文献や資料を自ら調べ、理解を深めること。 ?テーマについて、より理解や分析の習熟度を増すために、授業テーマに即して調査研究を行うとともに、その発表を毎回の授業内容に含むため、注意のこと。 |
教科書 /Textbook(s) |
?プリント(毎回配布) |
参考文献等 /References |
?適宜案内する。 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
造形デザインスキルは日常の観察と記録(インプット)、実験?研究的精神に基づく制作(アウトプット)及び他者評価の取り込みにより向上する。そのため毎回、テーマに即したレポート発表を行うので準備するとともに、他者の発表内容から得られた知見を、今後の調査研究能力向上のために取り込み、さらなる自主研究を進めること。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
?とくになし。 |
備考 /Notes |
?A4サイズのスクラップブックを講義ノートとして使用する。毎回の授業にて活用法の指示をするので、準備のこと。 |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配布資料 /Handouts |
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1 | 1 | [オリエンテーション] 授業概略や目標ならびに講義の進め方について理解する。 |
プリント配布 | |
2 | 2 | [道具の話] 身体の延長としての道具の役割や、時代及び文化圏における違いについて理解する。 |
今回テーマについて、資料収集を行い、次回授業冒頭での発表に備える。 | プリント配布(パワーポイント資料) |
3 | 3 | [工芸の話] 前回テーマに基づく収集資料発表。その後、伝統工芸から現代まで、その意味やあり方について具体例に沿って講義する。 |
今回テーマについて、資料収集を行い、次回授業冒頭での発表に備える。 | プリント配布(パワーポイント資料) |
4 | 4 | [包みの話] 前回テーマに基づく収集資料発表。その後、西洋パッケージとは異なる概念を持つわが国の「包み」について具体例に沿って講義する。 |
今回テーマについて、資料収集を行い、次回授業冒頭での発表に備える。 | プリント配布(パワーポイント資料) |
5 | 5 | [民藝の話] 前回テーマに基づく収集資料発表。その後、生活に根付いてそこから生まれた民藝の特徴や現代におけるあり方について具体例に沿って講義する。 |
今回テーマについて、資料収集を行い、次回授業冒頭での発表に備える。 | プリント配布(パワーポイント資料) |
6 | 6 | [リ?デザインの話] 前回テーマに基づく収集資料発表。その後、身近な道具やモノに改めて眼を向け、これを未知化するリ?デザインの発想について具体例に沿って講義する。 |
今回テーマについて、資料収集を行い、次回授業冒頭での発表に備える。 | プリント配布(パワーポイント資料) |
7 | 7 | [民藝+design?工芸+designの話] 前回テーマに基づく収集資料発表。その後、民藝や工芸を現代デザインの文脈で捉え直した仕事やその発想について具体例に沿って講義する。 |
今回テーマについて、資料収集を行い、次回授業冒頭での発表に備える。 | プリント配布(パワーポイント資料) |
8 | 8 | [学外見学] 地域における民藝や工芸ならびにそこから派生した新たな仕事について実地に見学し、理解を深める。 |
学外見学について、資料の整理を行い、次回授業冒頭での発表に備える。 | ー |
9 | 9 | [モノに潜む情報の話1 美学編] 前回テーマ及び学外見学に基づく収集資料発表。その後、デザインの背後に潜む古典的比例の原則や新たな技術がもたらす美について具体例に沿って講義する。 |
今回テーマについて、資料収集を行い、次回授業冒頭での発表に備える。 | プリント配布(パワーポイント資料) |
10 | 10 | [モノに潜む情報の話2 寸法編] 前回テーマに基づく収集資料発表。その後、デザインのモノの背後に潜む身体的情報について、寸法を中心に具体例に沿って講義する。 |
今回テーマについて、資料収集を行い、次回授業冒頭での発表に備える。 | プリント配布(パワーポイント資料) |
11 | 11 | [モノに潜む情報の話3 現代編] 前回テーマに基づく収集資料発表。その後、現代デザインにおけるモノの背後に潜む発想の源について具体例に沿って講義する。 |
今回テーマについて、資料収集を行い、次回授業冒頭での発表に備える。 | プリント配布(パワーポイント資料) |
12 | 12 | [デザインと環境の話] 前回テーマに基づく収集資料発表。その後、環境としてのデザインのあり方について具体例に沿って講義する。 |
今回テーマについて、資料収集を行い、次回授業冒頭での発表に備える。 | プリント配布(パワーポイント資料) |
13 | 13 | [地域ブランディングの話] 前回テーマに基づく収集資料発表。その後、ソーシャルデザインの視点による地域ブランディングについて具体例に沿って講義する。 |
今回テーマについて、資料収集を行い、次回授業冒頭での発表に備える。 | プリント配布(パワーポイント資料) |
14 | 14 | [アートとデザインの話] 前回テーマに基づく収集資料発表。その後、アートとデザインの違いやそれらの融合について、具体例に沿って講義する。 |
これまでのテーマから1題選択し、テーマに沿ったデザインの可能性についてレポート準備する。 | プリント配布(パワーポイント資料) |
15 | 15 | [まとめーデザインの可能性の話] これまでの講義題目から1題選択し、受講生全員によるレポート発表を行う。また担当教員によるデザインの可能性に関する講義をもってまとめとする。 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | デザインのモノについて、時代性や必要性から特性や要件を理解する。 | ○ | ||||||
2 | 伝統や地域性を理解することにより、新たな価値観を創造できるようになる。 | ○ | ○ | ○ | ||||
3 | 講義における学びと自身が見いだした価値観に基づいて、テーマを掘り下げ、資料収集?分析?発表ができる。 | ○ | ○ | ○ | ||||
4 | 他者の発表に耳を傾け、意見を述べることができる。 | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
毎回の課題レポート | 授業態度 | |||
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1 | デザインのモノについて、時代性や必要性から特性や要件を理解する。 | ○ | |||||
2 | 伝統や地域性を理解することにより、新たな価値観を創造できるようになる。 | ○ | |||||
3 | 講義における学びと自身が見いだした価値観に基づいて、テーマを掘り下げ、資料収集?分析?発表ができる。 | ○ | ○ | ||||
4 | 他者の発表に耳を傾け、意見を述べることができる。 | ○ | |||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
30 | 50 | 20 |