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科目一覧へ戻る | 2019/01/02 現在 |
科目名(和文) /Course |
生活支援と福祉工学 |
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科目名(英文) /Course |
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時間割コード /Registration Code |
13013301 |
学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学部 |
学科(専攻) /Department |
保健福祉学科社会福祉学専攻 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○髙戸 仁郎 |
オフィスアワー /Office Hour |
髙戸 仁郎(火曜 4限 6505室) |
開講年度 /Year of the Course |
2018年度 |
開講期間 /Term |
第3クォーター |
対象学生 /Eligible Students |
2年,3年,4年 |
単位数 /Credits |
2 |
更新日 /Date of renewal |
2018/03/09 |
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使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
身体機能に障害のある高齢者や障害者が健康で自立した生活を送るには、運動機能や感覚機能の不足分を補ったり、代替する機器が必要となる。本科目では、住居内や外出時において現在用いられている様々な機器やシステムのハードウェアやソフトウェアについての知識を身につけること、今後開発に必要な事柄を考える力を身につけることを目標にする。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
移動支援機器、コミュニケーション支援機器、感覚機能障害、運動機能障害 |
履修上の注意 /Notes |
評価や計測の機会があるので、軽快な服装、履物で出席すること |
教科書 /Textbook(s) |
授業で配布する |
参考文献等 /References |
?岡山県福祉のまちづくり条例施設整備マニュアル?、岡山県保健福祉部障害福祉課、2000 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
施設観察やモデルハウス訪問などを行なうこと |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
|
備考 /Notes |
使用教室:講義室の他に福祉工学実験室(6513)、階段や廊下、屋外での授業も実施することもあるので、その際は動きやすい服装で受講すること |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配布資料 /Handouts |
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1 | 1 | [導入 福祉工学と福祉機器] 福祉で用いられる様々な機器と福祉工学との関係について学ぶ。 |
各単元において必要なテキストや資料は配布する | |
2 | 2 | [移動機器1 車いすの一般構造] 車いすは移動が困難な方の補助機器として広く使用されている。その構造や機能の基本について学ぶ。 |
車いすを描き各部の名称をいえるようにする | |
3 | 3 | [移動機器2 介助用車いすの構造と利用] 駆動源が介助者である介助用車いすの仕組みや扱い、接遇の基本について学ぶ。 |
接遇の基本を整理する | |
4 | 4 | [移動機器3 自走用車いすの構造と利用] 駆動源が利用者自身である自走用車いすの仕組みや扱い、介助用との違いについて学ぶ。 |
自走用と介助用の違い、自走の仕方を整理する。 | |
5 | 5 | [移動機器4 電動車いすの構造と利用] 駆動源が電池である電動車いすは、単元3,4で学ぶ車いすとは構造が異なる面が多い。また移動に関する部分以外にもリクライニング機能などがつくものもある。これらの構造や扱いについて学ぶ。 |
電動車いすのメリットデメリットを整理する | |
6 | 6 | [移動機器5 福祉車両、リフト] 車いす利用者が自動車移動する場合に用いられる福祉車両について、様々な方式を知る。また改造により自ら運転することも可能であるが、様々な障害に対応した改造方法について学習する。また、座位移乗が困難な場合に使われる様々なリフトについても学習する。 |
どのような福祉車両があるのかいえるようにする | |
7 | 7 | [視覚障害者用機器 コミュニケーション1] 視覚障害者のコミュニケーション方法には触覚機能と聴覚機能を活用し、前者には点字や触図がある。この単元では点字の歴史と五十音を学び、点字器も使ってみる。 |
学習した50音を点字で打てるよう復習する | |
8 | 8 | [視覚障害者用機器 コミュニケーション2] 単元7に続き、五十音、数字、アルファベット、分かち書きについて学ぶ。 |
学習した50音、数字、アルファベットを点字で打てるよう復習する | |
9 | 9 | [視覚障害者用機器 コミュニケーション3] 単元6,7で学んだことを基礎に、文章や名刺づくりなどを行い、知識を確実にする。 |
自分の氏名、住所、所属などを打てるようにする | |
10 | 10 | [視覚障害者用機器 移動支援?案内支援] 視覚障害者の移動支援には白杖、誘導用ブロック(点字ブロック)、誘導鈴、音響信号機、音声案内、点字案内、触地図 |
各支援機器の特徴を整理しておく | |
11 | 11 | [拡大代替コミュニケーション2] 全身の筋力が低下するなど重い障害をもつ人々のコミュニケーションを補償するための拡大代替コミュニケーション(ACC)について様々な機器を学ぶ。 |
各支援機器の特徴を整理しておく | |
12 | 12 | [様々な福祉機器の見学] 岡山きらめきプラザを見学し、様々な福祉機器を体験学習する |
体験をレポートにまとめる | |
13 | 13 | [基本生活支援機器 排泄、入浴用具他1] トイレや入浴等で障害者や高齢者の利用を考えた場合に気を付けなければならない事柄を、身体動作面から考える |
整備基準を整理する | |
14 | 14 | [基本生活支援機器 排泄、入浴用具他2] 単元13で学んだ知識を基に、学内トイレのチェックを行い、必要な項目が満たされているかを点検する |
チェック内容を発表用にまとめる | |
15 | 15 | [基本生活支援機器 排泄、入浴用具他3、並びにまとめ] 単元14でチェックしたことを発表する。 単元1-14の振り返りを行う。 |
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16 | 16 | [期末テスト] 単元1~15のまとめのテストを行う |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 福祉工学的考え方を理解する | ○ | ||||||
2 | 福祉機器の対象となる人の諸特性と機器原理を知り、扱い方を習得する | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
3 | 公共の建物、交通機関、道路等を高齢、障がい利用者の視点から評価できるようになる | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
参加態度 | レポート | |||
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1 | 福祉工学的考え方を理解する | ○ | |||||
2 | 福祉機器の対象となる人の諸特性と機器原理を知り、扱い方を習得する | ○ | ○ | ○ | |||
3 | 公共の建物、交通機関、道路等を高齢、障がい利用者の視点から評価できるようになる | ○ | ○ | ○ | |||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
60 | 20 | 20 |