シラバス参照 |
科目一覧へ戻る | 2019/08/20 現在 |
科目名(和文) /Course |
疫学 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
|
時間割コード /Registration Code |
51118901 |
学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学研究科 博士前期課程 |
学科(専攻) /Department |
看護学専攻 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○藤井 保人 |
オフィスアワー /Office Hour |
藤井 保人(木曜5限(通年)) |
開講年度 /Year of the Course |
2017年度 |
開講期間 /Term |
前期 |
対象学生 /Eligible Students |
1年,2年 |
単位数 /Credits |
1 |
更新日 /Date of renewal |
2017/03/21 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
概略:公衆衛生学の基盤となる健康問題の発見?分析?解決に必要な疫学的視点と方法について解説する。 目的:現場で健康調査、分析、保健政策立案が出来る。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
数学、統計、健康問題への興味関心 |
履修上の注意 /Notes |
|
教科書 /Textbook(s) |
基本からわかる 看護疫学入門 第2版 大木 秀一 (著) 医歯薬出版株式会社 |
参考文献等 /References |
|
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
疫学雑誌の論文に親しむこと |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
|
備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配布資料 /Handouts |
---|---|---|---|---|
1 | 1(1) | [疫学の定義と分類] a) 疫学の定義 b)疫学の目的?対象?方法 c)疫学と地域保健 d)記述疫学と分析疫学 e)人?場所?時間 |
予習:ジョン?スノーの研究とその意義 | |
2 | 2(2) | [疫学的因果関係] a)相関関係と因果関係 b)疫学的因果推論 |
復習:相関関係はあるが因果関係の無い事象 | |
3 | 3(3) | [疾病頻度の指標] a)比?割合?率の異同 b)罹患率と有病率 c)累積罹患割合 d)死亡率と致命率 |
復習:例題の罹患率と有病率 を求める | |
4 | 4(4) | [疫学調査方法(研究デザイン)1] a)母集団と標本集団 b)標本抽出法 c)生態学的研究 |
復習:例題の研究結果の解釈 | |
5 | 5(5) | [疫学調査方法(研究デザイン)2] a)横断研究 b)カイ2乗検定 c)相関係数 d)症例対照研究 e)オッズ比と95%CI |
復習:例題のオッズ比と95%CI を求める | |
6 | 6(6) | [疫学調査方法(研究デザイン)3] a)コホート研究 b)寄与危険?寄与危険割合?人工寄与危険割合 c)相対危険 d) e) |
復習:例題の人工寄与危険割合 を求める | |
7 | 7(7) | [疫学調査方法(研究デザイン)4] a)介入研究 b)二重盲検法 c)無作為割り付け d)5つの研究デザインの比較 |
復習:例題に沿って介入研究の研究計画を立てる | |
8 | 8(8) | [研究の質] a)信頼性と妥当性 b)選択バイアス c)情報バイアス d)交絡因子 e)交絡制御 |
復習:5つの研究デザインの比較を表にまとめる | |
9 | 9(9) | [研究計画立案の基礎知識] a)4つの尺度 b)数値化 c)ダミー変数 d)回収人数の影響 |
復習:例題の交絡因子の説明 | |
10 | 10(10) | [調査研究1] a)テーマ b)調査対象?期間 c)依頼文 d)属性調査 e) |
復習:テーマと質問票の文献検索 | |
11 | 11(11) | [調査研究2] a)テーマの質問票 b)倫理審査と申請書 c) d) e) |
復習:質問紙の作成 | |
12 | 12(12) | [データ解析1] a)相関関係 b)単?重回帰分析 c)標準化 d)決定係数 e)有意性 |
復習:データの相関関係を求める | |
13 | 13(13) | [データ解析2] a)ロジスティク回帰分析 b)OR、95%CI c)Deviance d)AIC e)anova |
||
14 | 14(14) | [フィールド見学1] 現場とのコミュニケーション、現場の調査管理者との面談 |
||
15 | 15(15) | [フィールド見学2] 現場の調査管理者と情報交換しながら質問紙を修正する |
||
16 | 16(16) | [期末試験] 記述試験 |
予習:保健師の国家試験参照 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 集団の健康及び疾病の要因を疫学的に分析するための理念?思考?技術を説明できる。 | ○ | ○ | |||||
2 | 疫学を公衆衛生領域での問題発見と分析?解決に応用できる。 | ○ | ○ | ○ | ||||
3 | テーマに向けての疫学的アプローチと調査研究デザインを構築できる | ○ | ○ | ○ | ||||
4 | バイアス、交絡因子、研究倫理、個人情報の保護について説明できる。 | ○ | ○ | |||||
5 | チームでコミュニケーションを取り役割分担と各自の責任を果たす | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
意欲 | 抽象的思考 | 統計 | 協同 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 集団の健康及び疾病の要因を疫学的に分析するための理念?思考?技術を説明できる。 | ○ | ○ | ||||
2 | 疫学を公衆衛生領域での問題発見と分析?解決に応用できる。 | ○ | ○ | ||||
3 | テーマに向けての疫学的アプローチと調査研究デザインを構築できる | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
4 | バイアス、交絡因子、研究倫理、個人情報の保護について説明できる。 | ○ | ○ | ||||
5 | チームでコミュニケーションを取り役割分担と各自の責任を果たす | ○ | ○ | ||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
40 | 20 | 10 | 10 | 20 |