シラバス参照 |
科目一覧へ戻る | 2019/08/20 現在 |
科目名(和文) /Course |
ビジュアルデザイン学特論 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
|
時間割コード /Registration Code |
74110101 |
学部(研究科) /Faculty |
デザイン学研究科 修士課程 |
学科(専攻) /Department |
造形デザイン学専攻 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○吉原 直彦 |
オフィスアワー /Office Hour |
吉原 直彦(金曜日1限 *その他の日時については応相談) |
開講年度 /Year of the Course |
2017年度 |
開講期間 /Term |
後期 |
対象学生 /Eligible Students |
1年,2年 |
単位数 /Credits |
2 |
更新日 /Date of renewal |
2017/03/21 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
前半は、ビジュアルデザインにおける慣習的知覚について学び、これがデザインに活かされている事例について研究する。また後半は、ビジュアルデザインにおけるオペレーションと意味づけの関連について学び、これがデザインに活かされている事例について研究する。以上を通じて、コミュニケーションデザインが新奇の発想だけでなく、これが受け入れられる納得性を要求する企みであることを理解し、今後の研究に活かす知見を身につけることを目的とする。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
前半の履修にあたっては、ゲシュタルトや錯視及び視線誘導に関する知的理解を要する。後半の履修にあたっては、イメージ?ダイアグラム?メタファの分析手法について、知的理解をを要する。以上の理解に立って、具体的にはユーモア広告をはじめとする事例について、発想から着地までのプロセスが記述できる能力を身につける。 |
履修上の注意 /Notes |
?講義に関連して収集した資料の提示と説明を求めるので準備のこと。 ?配布されたドキュメント及び自身の取組は全てファイリングのこと。 |
教科書 /Textbook(s) |
?『造形デザインのための注意のスイッチー観察?思考?創案に向けて』吉原直彦,昭和堂,2008. |
参考文献等 /References |
?プリント配布 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
?論文構成、執筆のため、専門書の購読及び論旨の把握について日頃から自主トレーニングすること。 ?時代のデザイン動向に潜む技術や文化のパラダイムシフトに敏感であるとともに、幅広い知識の収集に意欲的であること。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
?とくになし。 |
備考 /Notes |
?とくになし。 |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配布資料 /Handouts |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | [オリエンテーション及び知覚のデザイン1.] 講義概要の説明の後、ゲシュタルト心理学における群化の要因及び図と地について講義を行う。 |
講義関連の事例を収集する。 | |
2 | 2 | [知覚のデザイン2. 視覚と身体文化] 収集した事例について発表するとともに、ディスカッションを行う。引き続き、視覚の文化的身体性について講義を行う。 |
講義関連の事例を収集、分析する。 | |
3 | 3 | [知覚のデザイン3. 錯視] 収集した事例について発表するとともに、ディスカッションを行う。引き続き、錯視について講義を行う。 |
講義関連の事例を収集、分析する。 | |
4 | 4 | [知覚のデザイン4. 視線誘導] 収集した事例について発表するとともに、ディスカッションを行う。引き続き、視線誘導について講義を行う。 |
講義関連の事例を収集、分析する。 | |
5 | 5 | [知覚のデザイン5. まとめ] 収集した事例について発表するとともに、ディスカッションを行い、まとめる。 |
ファイリングにまとめる。 | |
6 | 6 | [伝達のデザイン1. イメージ] ビジュアルデザインの記号論的分析について講義を行う。特に海外広告におけるミミクリーの事例を扱う。 |
講義関連の事例を収集、分析する。 | |
7 | 7 | [伝達のデザイン2. ダイアグラム] 収集した事例について発表。引き続きビジュアルデザインの記号論的分析について講義を行う。特に海外広告における相似的視覚の事例を扱う。 |
講義関連の事例を収集、分析する。 | |
8 | 8 | [伝達のデザイン3. メタファ] 収集した事例について発表。引き続きビジュアルデザインの記号論的分析について講義を行う。特に海外広告におけるメタファの事例を扱う。 |
講義関連の事例を収集、分析する。 | |
9 | 9 | [伝達のデザイン4. 比喩の技法] 収集した事例について発表。引き続きビジュアルデザインの記号論的分析について講義を行う。特に広告における直喩?換喩?隠喩の事例を扱う。 |
講義関連の事例を収集、分析する。 | |
10 | 10 | [伝達のデザイン5. デザインオペレーション] オズボーンのチェックリスト法を援用し、比喩の技法との接続を念頭においた講義を行う。 |
指定された事例について、分析を行う。 | |
11 | 11 | [伝達のデザイン6. まとめ] 分析事例について発表。まとめを行う。引き続き、各自の小論文テーマ設定についてガイドする。 |
ファイリングにまとめるとともに、小論文テーマの設定を行う。 | |
12 | 12 | [小論文作成過程発表1.] 小論文の作成過程について発表、講評指導を行う。 |
小論文の執筆を進める。 | |
13 | 13 | [小論文作成過程発表2.] 小論文の作成過程について発表、講評指導を行う。 |
小論文の執筆を進める。 | |
14 | 14 | [小論文作成過程発表3.] 小論文の作成過程について発表、講評指導を行う。 |
小論文の執筆を進める。 | |
15 | 15 | [小論文発表] 小論文について発表、講評とともに修正点を指導する。 |
小論文の手直しを進める。 | |
16 | 16 | [まとめ] 講義全体の振り返りとともに、小論文を提出。 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ビジュアルデザインがもたらす知覚と意味づけの特色について理解し、必要な作品分析力を身につける。 | ○ | ○ | |||||
2 | ビジュアルデザインのオペレーションについて理解し、発想から着地までのプロセス記述力を身につける。 | ○ | ○ | |||||
3 | 小論文を作成するための要件に基づいて、自身の分析を的確にまとめる。 | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
知的理解力 | 知的分析力 | 論理的表現力 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ビジュアルデザインがもたらす知覚と意味づけの特色について理解し、必要な作品分析力を身につける。 | ○ | ○ | ||||
2 | ビジュアルデザインのオペレーションについて理解し、発想から着地までのプロセス記述力を身につける。 | ○ | ○ | ||||
3 | 小論文を作成するための要件に基づいて、自身の分析を的確にまとめる。 | ○ | ○ | ○ | |||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
50 | 10 | 25 | 15 |