シラバス参照 |
科目一覧へ戻る | 2019/08/20 現在 |
科目名(和文) /Course |
造形デザイン領域演習Ⅰ |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Professional Practice in Aesthetic Design Ⅰ |
時間割コード /Registration Code |
33012801 |
学部(研究科) /Faculty |
デザイン学部 |
学科(専攻) /Department |
造形デザイン学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○南川 茂樹 , 難波 久美子 , 作元 朋子 |
オフィスアワー /Office Hour |
南川 茂樹(1Q?2Q:月曜日4限 3Q?4Q:金曜日4限)
難波 久美子(1,2,3,4Q: 水曜2時限。その他は事前連絡で対応可能です。) 作元 朋子(木曜3限(1Q、2Q、4Q) 月曜3限(3Q) ) |
開講年度 /Year of the Course |
2017年度 |
開講期間 /Term |
第1クォーター |
対象学生 /Eligible Students |
造形デザイン学科2年次生 |
単位数 /Credits |
2.0 |
更新日 /Date of renewal |
2017/04/04 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
複数教員担当 |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
造形デザイン論Ⅰの内容を、実践を通して体得する。 人の営みの基本となる衣食住に関わる「生活シーン」の一場面をテーマにとりあげ、そのシーンの中でモノが成立する要件を学ぶとともに、モノからみた歴史(伝統と変化)?現代デザインや「生活シーン」の中でのモノの外からみた視点発見のための調査を実施する。その調査資料をふまえた発想演習をへて企画制作、企画パネルと共に展示の上、モニター及び自己評価を行い、次への展望をまとめる。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
造形デザイン論Ⅰの内容をよく理解し、日頃からモノを観察する習慣をつける。 |
履修上の注意 /Notes |
実技を伴うため、適切な服装で臨むこと。 制作過程において、常に記録を取り、ノートにまとめること。 毎回の授業に遅刻欠席をしないこと。 |
教科書 /Textbook(s) |
特に使用しない |
参考文献等 /References |
適宜、案内する。 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
日頃からモノを観察する習慣をつけ、その素材や成り立ちを自身で調べること。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
|
備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配布資料 /Handouts |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | [本演習の概要説明:技法のデモンストレーション①] 本演習の概要説明と、3つの技法(木工系、セラミック系、テキスタイル系)をグループに分かれて体験学習する |
||
2 | 2 | [技法のデモンストレーション②] それぞれの技法ごとに体験学習 |
||
3 | 3 | [技法のデモンストレーション③] それぞれの技法ごとに体験学習 |
||
4 | 4 | [技法デモンストレーションの結果発表、技法の選択] 技法デモンストレーションの結果を発表し、3つの技法からひとつを選択し、本制作へと移行する |
||
5 | 5 | [課題のためのリサーチ(南川) アイデア展開?図面作成(作元) 本制作用アイデア展開1?サンプルプロジェクト1(難波)] ?課題テーマに関するリサーチを行う(南川) ?コンセプト立案と具体的なかたちを決定し、図面を作成する(作元) ?スケッチ1?サンプル用の糸の下準備?整経(難波) |
?様々な手段で、参考になる資料を収集しておく(南川) ?糸の下準備作業を完了させておく(難波) |
|
6 | 6 | [コンセプト構築(南川) 原型制作(作元) サンプルプロジェクト2(難波)] ?リサーチの結果を受けて、提案するモノのコンセプトを構築し、具体的なかたちへと繋げる(南川) ?石膏原型を制作する(作元) ?サンプル用機掛け1(難波) |
?機掛け行程を進めておく(難波) | |
7 | 7 | [アイデア展開(南川) 原型制作(作元) サンプルプロジェクト3(難波)] ?コンセプトから導きだされるターゲットやシーンを想定し、それに即したかたちをスケッチする(南川) ?石膏原型を制作する(作元) ?サンプル用機掛け2?織始めの紹介(難波) |
?アイデアスケッチを数多くする(南川) ?授業時間内に仕上がらない場合は、引き続き制作しておく(作元) ?経糸の機掛け作業を進める(難波) |
|
8 | 8 | [企画立案?中間プレゼンテーション(南川) 使用型制作(作元) サンプルプロジェクト4(難波)] ?具体的なターゲット?シーンを想定し、その対象に合ったモノのデザインを決定する(南川) ?原型の型取りを行い、粘土を流し込む使用型を制作する(作元) ?平織りサンプル1,2,3,4,5?オーバショット織の紹介(難波) |
?発表のための資料づくりも併せて行う(南川) ?オーバショットを順番で織っておく(難波) |
|
9 | 9 | [図面?設計案作成(南川) 使用型制作(作元) サンプルプロジェクト5(難波)] ?制作に必要な図面を作成し、技法によっては、部品ごとの図面を作成する(南川) ?原型の型取りを行い、粘土を流し込む使用型を制作する(作元) ?サンプルプロジェクト:平織りサンプル6,7,8,9,10?綾織り1,2,3,4(難波) |
?図面の描き方等を独自で学習しておく(南川) ?次回までに型をしっかり乾かしておくこと(作元) ?平織りと綾織りサンプルを完了させる(難波) |
|
10 | 10 | [材料の選択、加工デモンストレーション(南川) 鋳込み成形(作元) サンプルプロジェクト6?本制作1(難波)] ?用途やデザインに適した材料の選択をし、簡単に加工のデモンストレーションを行う(南川) ?出来上がった使用型に粘土を流し込み生地を制作する(作元) ?平織および綾織りサンプルの合評?本制作用アイデア決定(難波) |
?素材の特徴や加工方法の調査(南川) | |
11 | 11 | [試作モデルの検証(南川) 鋳込み成形(作元) サンプルプロジェクト7?本制作2(難波) ] ?スケッチや図面からでは分からなかったかたちの検証を行い、その結果を最終デザインに反映させる(南川) ?出来上がった使用型に粘土を流し込み生地を制作する(作元) ?オーバーショットの合評?本制作用経糸の精錬と染色(難波) |
?3次元モデルの制作(南川) ?複数制作しておくこと(作元) ?本制作の糸の計算を済ませておく(難波) |
|
12 | 12 | [カトラリーの制作(南川) 仕上げ、素焼き焼成(作元) 本制作3?サンプルプロジェクト8(難波)] ?最終デザインをもとに本制作を行う(南川) ?出来上がった生地の仕上げを行い、電気炉で素焼き焼成する(作元) ?経糸の下準備と整経1(難波) |
?焼成は長時間になるので、時間外に窯の管理、温度の確認等行うこと(作元) | |
13 | 13 | [カトラリーの制作(南川) 釉がけ、窯詰め(作元) 本制作4(難波)] ?最終デザインをもとに本制作を行う(南川) ?素焼き後の作品に釉薬をかけ、窯に入れる(作元) ?経糸の機掛け?緯糸の精錬と染色(難波) |
?制作の進捗よっては、時間外を使って補う(南川) ?経糸の機掛け作業を終了させておく(難波) |
|
14 | 14 | [カトラリーの制作(南川) 本焼焼成(作元) 本制作5(難波)] ?最終デザインをもとに本制作を行う(南川) ?本焼成を行う(作元) ?計画に沿って作品を織る(難波) |
?制作の進捗よっては、時間外を使って補う(南川) ?焼成は長時間になるので、時間外に窯の管理、温度の確認等行うこと(作元) ?図面に基づき織作業を進め、仕上げる(難波) |
|
15 | 15 | [カトラリーの制作(南川) 本焼焼成(作元) 本制作6(難波)] ?最終デザインをもとに本制作を行う(南川) ?本焼成を行う(作元) ?計画に沿って作品を織る(難波) |
発表のための資料づくりも併せて行う | |
16 | 16 | [プレゼンテーションおよび講評] 本制作のプレゼンテーションを行う |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 「生活シーン」が成立する要件を導きだすことができる。 | ○ | ○ | |||||
2 | 様々な技法?素材からなるシーンの中でのアイテムを、実践を通してその制作手法を学ぶことができる。 | ○ | ○ | |||||
3 | 新たな価値を持つライフスタイルが企画?立案できるようになる。 | ○ | ○ | ○ | ||||
4 | 素材と技法の持つ特徴について具体的に考えられ、モノとして完成させることができる。 | ○ | ○ | ○ | ||||
5 | 自己の研究を他者に解りやすく伝えることができる。 | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
最終成果物 | 学習態度 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 「生活シーン」が成立する要件を導きだすことができる。 | ○ | |||||
2 | 様々な技法?素材からなるシーンの中でのアイテムを、実践を通してその制作手法を学ぶことができる。 | ○ | ○ | ||||
3 | 新たな価値を持つライフスタイルが企画?立案できるようになる。 | ○ | ○ | ||||
4 | 素材と技法の持つ特徴について具体的に考えられ、モノとして完成させることができる。 | ○ | |||||
5 | 自己の研究を他者に解りやすく伝えることができる。 | ○ | |||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
80 | 20 |