シラバス参照 |
科目一覧へ戻る | 2019/08/20 現在 |
科目名(和文) /Course |
デザイン史特論 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Special Topics in History of Design |
時間割コード /Registration Code |
30527501 |
学部(研究科) /Faculty |
デザイン学部 |
学科(専攻) /Department |
デザイン工学科,造形デザイン学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○小野 英志 , 北山 由紀雄 |
オフィスアワー /Office Hour |
小野 英志(1Q:金5 2Q:火2)
北山 由紀雄(火曜日 2時限(1Q?4Q共通)) |
開講年度 /Year of the Course |
2017年度 |
開講期間 /Term |
第3,第4クォーター |
対象学生 /Eligible Students |
1年 |
単位数 /Credits |
2.0 |
更新日 /Date of renewal |
2017/03/27 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
前半は,時間軸に沿って活版印刷術成立以降のグラフィック?デザインの通史を概観する。 後半では,モダンデザインを成立させた写真というメディアの成立とその影響について理解を深めていく。 到達目標は、以下の5つである。 1. デザイン史に関わる固有名詞(重要な作家名,作品名,運動や様式の名称,クライアント名)に通暁する。 2. デザイン史に関わる固有数字(制作年,制作年代)に通暁する。 3. その結果,枢要な作品を見れば,作家と——少なくともおおよその——制作年代が同定できるようになる。 4. 作家間,作品間およびジャンル間の影響関係に想像が及ぶようになる。 5. 写真とデザインとの関係について理解し、写真を用いての情報伝達についてその可能性と限界を理解する。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
デザインに限らず,近代史に関する知識と興味があることが望ましい。 著作権といった権利関係への留意以上に,先行するあらゆる作品に敬意を払う態度を失わないこと。 |
履修上の注意 /Notes |
【重要】 本科目は,昨年度以前の旧カリキュラムに含まれるセメスター(半期)科目である。よって,該当カリキュラムを履修すべき学生にあっては,本年度は,「デザイン史特論 I」(第3クォーター、担当:小野)および「デザイン史特論 II」(第4クォーター、担当:北山)の両方を履修することによって,本科目の履修に代えるものとする。ゆえに履修学生には,試験を含め16回の受講が要求される。 また,上記の2科目については,それぞれ別の成績評価基準が示され,それぞれ別に評価されるが,ここではシラバスシステム上の制約により,小野担当のそれのみを掲げる。本科目の成績評価は「デザイン史特論 I」および「デザイン史特論 II」の単純平均とする。 |
教科書 /Textbook(s) |
なし。 |
参考文献等 /References |
Meggs, Philip B., et al., "Meggs' History of Graphic Design", 5th Ed., John Wiley & Sons, 2011 フィリップ?B?メッグズ,『グラフィック?デザイン全史』,淡交社,1996[上記第2版(1992)の翻訳] アラン?ヴェイユ,『グラフィック?デザインの歴史』,創元社,2005 ブライオニー?ゴメス=パラシオ,『グラフィック?デザイン究極のリファレンス』,グラフィック社,2010 永原康史,『インフォグラフィックスの潮流:情報と図解の近代史』,誠文堂新光社,2016(以上,小野) 海野弘,『モダン?デザイン全史』,美術出版社,2002 澤本徳美,『写真の語り部たち』,ペリカン社,2001 飯沢耕太郎(監修),『カラー版 世界写真史』,美術出版社,2004(以上,北山) |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
図書館等を通じて,授業外でも積極的に画像資料(作品集)に接するよう心掛けること。授業で触れられるものは,著名ではあっても,ごく限られた作品でしかないことを忘れないこと。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
なし。 |
備考 /Notes |
「デザイン史特論 II」のシラバスも熟読のこと。 造形デザイン学科にあって,2年次ビジュアルデザイン領域必修(造形デザイン領域は選択)の「ビジュアルデザイン論1」の受講を想定している学生は,この授業を履修していることが望ましい。 |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配布資料 /Handouts |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | [イントロダクション(小野)] 歴史の造形基準 (小野) |
授業内容に関連することについて調査し,自身の考えとしてまとめる。 | |
2 | 2 | [ プリント?メディアの成立] プリント?メディアの成立 (小野) |
同上 | |
3 | 3 | [ プリント?メディアの成熟] プリント?メディアの成熟(凸版の時代)(小野) |
同上 | |
4 | 4 | [アール?ヌーヴォー] アール?ヌーヴォー(石版の時代)(小野) |
同上 | |
5 | 5 | [インターウォー?アヴァンギャルド] インターウォー?アヴァンギャルド(テュポフォトとニュー?タイポグラフィの時代)(小野) |
同上 | |
6 | 6 | [CIとヴィジュアル?コミュニケーションの時代] CIとヴィジュアル?コミュニケーションの時代 (小野) |
同上 | |
7 | 7 | [デジタル?グラフィックスの時代] デジタル?グラフィックスの時代 (小野) |
同上 | |
8 | 8 | [ 前半授業のまとめ] 前半授業のまとめ (小野) |
||
9 | 9 | [イントロダクション(北山)] 写真の発明と複製技術時代の到来 (北山) |
授業の内容をまとめるとともに,授業内容に関連することについて調査し,自身の考えとしてまとめる。 | |
10 | 10 | [絵画主義の成立と,そこからの脱却] 絵画主義の成立と,そこからの脱却 (北山) |
同上 | |
11 | 11 | [ノイエ?フォト] ノイエ?フォトグラフィ (北山) |
同上 | |
12 | 12 | [政治と写真] 政治と写真(フォト?キャンペーンについて) (北山) |
同上 | |
13 | 13 | [写真ジャーナリズムについて] 写真ジャーナリズムについて(LIFEを中心に) (北山) |
同上 | |
14 | 14 | [決定的瞬間] 決定的瞬間 (北山) |
同上 | |
15 | 15 | [土門拳と植田正治] 土門拳と植田正治 (北山) |
同上 | |
16 | 16 | [カラー表現の幕開けと写真印刷の進化] カラー表現の幕開けと写真印刷の進化 (北山) |
同上 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | デザイン史に関わる固有名詞(重要な作家名,作品名,運動や様式の名称,クライアント名)に通暁する。 | ○ | ||||||
2 | デザイン史に関わる固有数字(制作年,制作年代)に通暁する。 | ○ | ||||||
3 | 枢要な作品を見れば,作家と制作年代が同定ないしは推定できるようになる。 | ○ | ○ | |||||
4 | 作家間,作品間およびジャンル間の影響関係に想像が及ぶようになる。 | ○ | ○ | |||||
5 | 写真とデザインとの関係について理解し、写真を用いての情報伝達についてその可能性と限界を理解する。 | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
受講態度 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | デザイン史に関わる固有名詞(重要な作家名,作品名,運動や様式の名称,クライアント名)に通暁する。 | ○ | ○ | ||||
2 | デザイン史に関わる固有数字(制作年,制作年代)に通暁する。 | ○ | ○ | ||||
3 | 枢要な作品を見れば,作家と制作年代が同定ないしは推定できるようになる。 | ○ | ○ | ||||
4 | 作家間,作品間およびジャンル間の影響関係に想像が及ぶようになる。 | ○ | ○ | ||||
5 | 写真とデザインとの関係について理解し、写真を用いての情報伝達についてその可能性と限界を理解する。 | ○ | ○ | ||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
85 | 15 |