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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2019/08/20 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
福祉用具の活用技術と理論
科目名(英文)
/Course
Application and Theory of Assistive Technologies
時間割コード
/Registration Code
13015301
学部(研究科)
/Faculty
保健福祉学部
学科(専攻)
/Department
保健福祉学科社会福祉学専攻
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
佐藤 ゆかり
オフィスアワー
/Office Hour
佐藤 ゆかり(通年:火曜日2限)
開講年度
/Year of the Course
2017年度
開講期間
/Term
第2クォーター
対象学生
/Eligible Students
保健福祉学科社会福祉学専攻2年,保健福祉学科社会福祉学専攻3年,保健福祉学科社会福祉学専攻4年,介護福祉コース2年,介護福祉コース3年,介護福祉コース4年
単位数
/Credits
1
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2017/03/18
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
高齢者や障がい者の自立支援に、福祉用具の活用や生活環境の整備が不可欠な要素となっている。
本科目では、①利用者特性を測る方法論について学ぶこと、②利用者特性やニーズに基づき既存の福祉用具や設備を評価する方法と方法論を学ぶこと、③ニーズに基づいた福祉用具の適用、④福祉用具や設備のデザイン(設計)と制作過程について学ぶことを通して、人間と福祉用具や環境の相互関係を考察する。
履修に必要な知識?能力?キーワード
/Prerequisites and Keywords
?解剖学、生理学、人間工学に関する基礎知識を必要とするので、その復習およびさらなる学習を進めるとよい。

キーワード:高齢者、身体障がい者、障がいの種類と原因と特性?法的基盤、心身構造?機能、活動、参加、機能制約、活動障がい、障がいのある人の特性と踏まえたアセスメント、空間構成、安全性への配慮、バリアフリー、ユニバーサルデザイン、住宅改修、生活習慣、生活様式、セーフティマネジメント、転倒?転落防止、骨折予防、利用者の生活の安全、介護福祉士の身体の健康管理、労働安全、介護予防、リハビリテーション、生活リハビリテーション、等
履修上の注意
/Notes
?本科目は、講義であるが演習、実習的性格も有しているため、服装、履物等もそれに対応した軽快なものにする必要がある。
?福祉用具?機器等に関する文献、資料を調査する必要があるので、その検索が実践できるようにしておく。
教科書
/Textbook(s)
1.最新介護福祉全書5 生活支援技術Ⅰ 川井太加子編 メヂカルフレンド社. 
2.最新介護福祉全書6 生活支援技術Ⅱ 川井太加子編 メヂカルフレンド社.
3.最新介護福祉全書11 障害の理解 谷口敏代編 メヂカルフレンド社. 
4.最新介護福祉全書12 こころとからだのしくみ 小板橋喜久代編 メヂカルフレンド社. 
5.ICF 国際生活機能分類 障害福祉研究会編 中央法規.
参考文献等
/References
①「高齢者?障害者の福祉用具活用の実務」、福祉用具活用研究会 編著、第一法規
②「介護福祉士のための福祉用具活用論」、澤村誠志、中央法規
③  介護福祉士養成講座テキスト
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
?予習?復習テーマを指示するのでそれに沿って進めること
?レポート作成においては必ず引用や参考資料を記入する必要がある。また、レポートは必要に応じて書き直しを指示する場合がある
?関連図書を通読すること(指定する図書及び自主選択図書による)
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
介護福祉士国家試験受験資格取得のための必須科目
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配布資料
/Handouts
1 1 [導入]
講義?演習概要の説明
①利用者特性と評価方法、②特性やニーズに基づき、異存の福祉用具や設備を評価する方法、③ニーズに基づいた福祉用具の適用、④デザインと制作過程
既習科目の復習
ポートフォリオの作成準備
健康の定義、国際障がい分類、障がいのある人に関する法律
2 2 [福祉用具の対象者特性①]
健康と障がいについて知識の再統合
社会適応の手段、それを支える社会保障の課題等
障がいの分類と対象者特性
3 3 [福祉用具の対象者特性②]
障がいの構造を捉え、それぞれの対象者特性と福祉用具についてのニーズを検討する。グループディスカッションと発表
福祉用具の分類と定義
4 4 [福祉用具?設備概説]
福祉用具の分類と定義?法的根拠
福祉用具?環境の評価方法とツール
5 5 [高齢者、障がい者の行動特性と設備整備]
対象者の特性を踏まえ、特性に対し配慮すべき事項、設備整備上の対応例等を学ぶ
既存の環境を観察、設備整備されている環境の観察
6 6 [福祉用具?設備の評価方法]
対象者特性を踏まえ、その特性をもった対象者が、既存の設備を使用できるか評価する手法を学ぶ
既存の評価指標を用い、実際に評価が行えるようトレーニング
7 7 [福祉用具の対象者特性と評価Ⅰ(評価の試行)]
対象者特性を踏まえ、その特性をもった対象者が、既存の設備を使用できるかについて、評価ツールを用い、学内を評価してみる
評価方法とツールの信頼性?妥当性?再現性の評価と必要であれば改良検討
8 8 [福祉用具の対象者特性と評価Ⅱ(プレゼンと評価ツールの改良)]
評価結果と評価ツールの信頼性?妥当性?再現性、および評価ツールの改良について検討し、プレゼンテーションを行う
ディスカッションの成果を踏まえ、評価ツールの改良と実際に使用できるように整理
9 9 [福祉用具?設備評価の実践①]
障がいの模擬体験用具を着用し、大学から服部駅までの経路、および、桃太郎線に乗車し岡山駅までの環境を評価する。また、岡山駅構内およびきらめきプラザまでの環境を評価する
評価結果のまとめ
10 10 [福祉用具?設備評価の実践②]
きらめきプラザの福祉用具展示?体験コーナーを利用し、用具の多様性を理解する
特定の用具を選択し、実際に活用するまでの手順についてレポート作成
11 11 [福祉用具?設備評価の実践③]
きらめきプラザの福祉用具展示?体験コーナーに設置された福祉用具を実際に操作する
福祉用具の構造と機能、活用による効果とリスクマネジメント等について理解を深める
12 12 [福祉用具?設備評価の実践④]
評価結果等をプレゼンテーションし、情報を共有する。
福祉用具?設備の分類作成のグループワークを行う
福祉用具?設備の分類作成グループ学習を進める
13 13 [福祉用具?設備の分類、事例検討]
これまでに学習した福祉用具?設備の知識を統合し、福祉用具の分類を作成しプレゼンテーションを行う。
福祉用具が必要となる模擬クライエントの情報から、アセスメント、ニーズの統合、福祉用具に関連した介護福祉計画の作成を行う
製品を開発する過程の予習
計画の立案
14 14 [事例検討、福祉用具?設備デザインⅠ]
計画立案の解答例を参照し、自身の立案した計画を斎苑等する。
福祉用具のニーズを調査し、既製品の改良あるいは新規作開発を目指した企画書を作成する
企画書作成のグループ学習を進める
15 15 [福祉用具?設備デザインⅡ]
企画書をもとにプレゼンテーションを行い、対象者特性およびニーズの捉え方、開発可能性、開発過程のアイデア等をディスカッションする
ポートフォリオの整理
16 16 [定期試験]
定期試験を行う
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識?理解
/Knowledge & Undestanding
技能?表現
/Skills & Expressions
思考?判断
/Thoughts & Decisions
伝達?コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 高齢者や障害者の障害特性を知るための基礎知識を修得する
2 福祉用具?設備の利用者特性やニーズ、利用環境等から既存の福祉用具や設備を知ることと評価する力を養う
3 福祉用具を自らデザインすることで、生活支援と福祉用具の限界や可能性について考察する力を養う
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
課題?レポート 学習態度
1 高齢者や障害者の障害特性を知るための基礎知識を修得する
2 福祉用具?設備の利用者特性やニーズ、利用環境等から既存の福祉用具や設備を知ることと評価する力を養う
3 福祉用具を自らデザインすることで、生活支援と福祉用具の限界や可能性について考察する力を養う
評価割合(%)
/Allocation of Marks
40 40 20

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