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科目一覧へ戻る | 2019/08/20 現在 |
科目名(和文) /Course |
障害科学Ⅰ |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Disability Science 1 |
時間割コード /Registration Code |
13014101 |
学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学部 |
学科(専攻) /Department |
保健福祉学科社会福祉学専攻 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○中村 光 |
オフィスアワー /Office Hour |
中村 光(水曜5時限) |
開講年度 /Year of the Course |
2017年度 |
開講期間 /Term |
第2クォーター |
対象学生 /Eligible Students |
1年 |
単位数 /Credits |
2.0 |
更新日 /Date of renewal |
2017/03/25 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
障害は、障害者個人に起こる生物学的問題であると同時に、社会が規定する社会学的問題でもある(障害の医学モデルと社会モデル)。障害を深く理解し、障害者を適切に支援するためには、健常の人体構造と機能を知り、障害を引き起こす疾患と障害の病態?症状について知り、そして障害者の心理および障害者をとりまく環境?社会について知る必要がある。 本講義では、聴覚?言語障害、知的?発達障害、精神障害(高次脳機能障害を含む)について、それらの概要を学習する。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
? 保健福祉学の基礎 |
履修上の注意 /Notes |
? 教科書は「障害科学Ⅱ」と共通で用いる。 ? 関連する図書や文献を読み、自ら理解を深めること. |
教科書 /Textbook(s) |
? 谷口敏代編:最新介護福祉全書11?障害の理解(第2版).メヂカルフレンド,2013 |
参考文献等 /References |
? ICF国際生活機能分類(障害者福祉研究会, 中央法規) ? DSM-5精神疾患の診断?統計マニュアル(高橋三郎ら訳,医学書院) |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
? 教科書を熟読すること。また、上記以外の参考文献は授業中に随時紹介するので、積極的に参照して下さい。 ? 日頃から新聞記事などに目を通し、障害に対する問題意識をもつよう心がけて下さい。 ? 本講義で扱う障害は「外から見えない」障害であるので、想像力を働かせて理解するように努めて下さい。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
? 介護福祉士国家試験受験資格のための必修科目である。 |
備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配布資料 /Handouts |
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1 | 1(1) | [イントロダクション:障害とは] ? ICF(国際生活機能分類:WHO, 2001)に基づき、障害を理解する枠組み等について解説する(障害の基礎的理解) |
授業ノート、配布資料等で復習する | 単元1の資料(A4で10枚程度)を配布する |
2 | 1(2) | [聴覚機能と障害1] ? 聴覚器官の構造と機能について解説する(障害の医学的側面の基礎的理解) |
授業ノート、配布資料等で予習?復習する | |
3 | 1(3) | [聴覚機能と障害2] ? 聴覚機能に影響する疾病と障害について解説する(障害の医学的側面の基礎的理解) |
同上 | |
4 | 1(4) | [聴覚機能と障害3] ? 聴覚障害の特性と評価について、事例も含めて解説する(障害の医学的側面の基礎的理解) |
同上 | |
5 | 1(5) | [聴覚機能と障害4] ? 聴覚障害の評価と支援に関して、家族支援、多職種連携アプローチも含めて解説する(連携と協働、家族への支援) |
次回の小テストに備えて単元の復習をする | |
6 | 2(6) | [言語機能と障害1] ? 第1回~第5回の内容について小テストを行う ? 言語に関わる器官の構造と機能について解説する(障害の医学的側面の基礎的理解) |
授業ノート、配布資料等で予習?復習する | 単元2の資料(A4で10枚程度)を配布する |
7 | 2(7) | [言語機能と障害2] ? 言語機能に影響する疾病と障害について解説する(障害の医学的側面の基礎的理解) |
同上 | |
8 | 2(8) | [言語機能と障害3] ? 言語障害の特性と評価について、事例も含めて解説する(障害の医学的側面の基礎的理解) |
同上 | |
9 | 2(9) | [言語機能と障害4] ? 言語障害の評価と支援に関して、家族支援、多職種連携アプローチも含めて解説する(連携と協働、家族への支援) |
次回の小テストに備えて単元の復習をする | |
10 | 3(10) | [知的発達と障害1] ? 第6回~第9回の内容について小テストを行う ? 人の発達と知的機能の概要について解説する(障害の医学的側面の基礎理解) |
授業ノート、配布資料等で予習?復習する | 単元3の資料(A4で8枚程度)を配布する |
11 | 3(11) | [知的発達と障害2] ? 知的発達に影響する疾病と障害について解説する(障害の医学的側面の基礎的理解) |
同上 | |
12 | 3(12) | [知的発達と障害3] ? 知的?発達障害の評価と支援に関して、家族支援、多職種連携アプローチも含めて解説する(連携と協働、家族への支援) |
次回の小テストに備えて単元の復習をする | |
13 | 4(13) | [精神機能と障害1] ? 第10回~第12回の内容について小テストを行う ? 人の精神機能(高次脳機能を含む)の概要について解説する(障害の医学的側面の基礎的理解) |
授業ノート、配布資料等で予習?復習する | 単元4の資料(A4で8枚程度)を配布する |
14 | 4(14) | [精神機能と障害2] ? 精神機能に影響する疾病と障害について解説する(障害の医学的側面の基礎的理解) |
同上 | |
15 | 4(15) | [精神機能と障害3] ? 精神障害の評価と支援に関して、家族支援、多職種連携アプローチも含めて解説する(連携と協働、家族への支援) |
定期試験に備えて全体的な復習をする | |
16 | 16 | [定期試験] ? 定期試験 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 障害を捉える枠組みについて理解する | ○ | ||||||
2 | 聴覚言語、知的発達、精神の正常機能の概要について理解する | ○ | ○ | |||||
3 | それらの疾病と障害の概要について理解し、障害をもつ人の状態について考察できる | ○ | ○ | |||||
4 | それらの評価と支援の概要について理解し、今後の課題を考察できる | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
小テスト | 授業態度 | |||
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1 | 障害を捉える枠組みについて理解する | ○ | ○ | ○ | |||
2 | 聴覚言語、知的発達、精神の正常機能の概要について理解する | ○ | ○ | ○ | |||
3 | それらの疾病と障害の概要について理解し、障害をもつ人の状態について考察できる | ○ | ○ | ○ | |||
4 | それらの評価と支援の概要について理解し、今後の課題を考察できる | ○ | ○ | ○ | |||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
80 | 15 | 5 |