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科目一覧へ戻る | 2019/08/20 現在 |
科目名(和文) /Course |
生化学実験Ⅰ |
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科目名(英文) /Course |
Biochemistry ExperimentⅠ |
時間割コード /Registration Code |
12141401 |
学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学部 |
学科(専攻) /Department |
栄養学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○川上 祐生 , 吉村 征浩 |
オフィスアワー /Office Hour |
川上 祐生(木?2限 オフィスアワー以外でも在室の場合には対応します。) 吉村 征浩(月曜日6限目) |
開講年度 /Year of the Course |
2017年度 |
開講期間 /Term |
第3クォーター |
対象学生 /Eligible Students |
2年,3年,4年 |
単位数 /Credits |
1 |
更新日 /Date of renewal |
2017/03/16 |
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使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
複数教員担当 |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
動物の内臓緒臓器には比較的大量のATPが存在し、その合成?分解が繰り返されている。このATPサイクルは血流が遮断されたり、細胞が死ぬと合成が停止し、分解だけが進行する。この実験では、分解産物である各種ヌクレオチドおよびプリン化合物をHPLCにより分離?定量し、死後時間に伴う変動を追跡する。また、アルデヒド脱水素酵素の一塩基多型の遺伝子診断によって、遺伝子型と表現型による個人差について考えるとともに、遺伝子の取り扱いとPCR法を用いた実験手技を学ぶ。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
代謝生化学の講義でヌクレオチドの代謝過程を理解していることが必要である。また遺伝子、遺伝子増幅に関する基礎知識が必要となる。 ヌクレオチドの代謝、一塩基多型、PCR法、HPLC |
履修上の注意 /Notes |
実験用の白衣を着用すること。 |
教科書 /Textbook(s) |
テキストを配布する。 |
参考文献等 /References |
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自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
?ヌクレオチドの代謝、一塩基多型、PCR法などについて、生化学や代謝生化学、分子生物学の授業を必ず復習しておくこと。 ?実験項目に関連する内容について、図書館などを利用して自主的に勉強し、理解を進めておくこと。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
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備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配布資料 /Handouts |
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1 | 1~2 | [オリエンテーション] スケジュール、実験上の注意、実験内容について説明する。 |
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2 | 3~6 | [HPLCの組み立て] ヌクレオチドおよびプリン化合物を定量するために使用するHPLCを組み立てる。 |
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3 | 7~10 | [標準物質のHPLC分析] 各ヌクレオチドおよびプリン化合物の標準品を使って、HPLCによる分離と保持時間の確認を行う。 |
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4 | 11~12 | [HPLCカラムの性質と評価] HPLCカラムの充填剤の理論段数と分離能の評価を行う。 |
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5 | 13~18 | [筋肉中のプリン化合物の定量] ラットの筋肉組織からヌクレオチドおよびプリン化合物を抽出して、HPLCにより定量する。 |
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6 | 19~20 | [ゲノムDNAの抽出] 生体細胞からゲノムDNAを抽出し、遺伝子の取り扱いについて学ぶ。 |
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7 | 21~22 | [PCR法] 抽出したゲノムDNAを使用してPCR法を行い、一塩基多型の遺伝子診断について学ぶ。 |
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8 | 23 | [アルコールパッチテスト] アルコールパッチテストを行う。 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 実験を通じて、ヌクレオチドの代謝過程、遺伝子、遺伝子増幅に関して理解を深めることができる。 | ○ | ||||||
2 | 実験の基本的な方法と原理を理解し、実験機器、サンプルを正しく取り扱うことができる。 | ○ | ○ | |||||
3 | グループでよく話し合い、計画を立て、結果について議論し、協力して実験に取り組むことができる。 | ○ | ○ | ○ | ||||
4 | 実験内容を理解し、実験結果をまとめることができる。 | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
レポート | 実験態度 | |||
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1 | 実験を通じて、ヌクレオチドの代謝過程、遺伝子、遺伝子増幅に関して理解を深めることができる。 | ○ | |||||
2 | 実験の基本的な方法と原理を理解し、実験機器、サンプルを正しく取り扱うことができる。 | ○ | ○ | ||||
3 | グループでよく話し合い、計画を立て、結果について議論し、協力して実験に取り組むことができる。 | ○ | ○ | ||||
4 | 実験内容を理解し、実験結果をまとめることができる。 | ○ | |||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
70 | 30 |