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科目一覧へ戻る | 2019/08/20 現在 |
科目名(和文) /Course |
公衆衛生学 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Public Health Ⅱ |
時間割コード /Registration Code |
12140101 |
学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学部 |
学科(専攻) /Department |
栄養学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○藤井 保人 |
オフィスアワー /Office Hour |
藤井 保人(木曜5限(通年)) |
開講年度 /Year of the Course |
2017年度 |
開講期間 /Term |
第2クォーター |
対象学生 /Eligible Students |
1年,2年,3年,4年 |
単位数 /Credits |
2 |
更新日 /Date of renewal |
2017/03/27 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
概略:公衆衛生活動を展開していく上での基礎知識と、健康問題の発見?分析?解決に必要な疫学的視点と方法について講義する。 目的:栄養と健康との関連を公衆衛生学の視点から理解する。臨床現場や地域活動に公衆衛生を生かすことが出来る。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
数学、抽象的思考、各種疾患の基礎知識 |
履修上の注意 /Notes |
疫学の計算問題は実際に解けるように。 |
教科書 /Textbook(s) |
公衆衛生学-第2版 (食物と栄養学基礎シリーズ) 吉田勉 (監修), 栗原伸公 (編集) 学文社 |
参考文献等 /References |
|
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
健康と社会?環境との関係、疾病と疫学、生活習慣、保健?医療?福祉の制度などについて、今日的課題に関心を持つ。関連した国家試験問題を解いてみる。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
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備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配布資料 /Handouts |
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1 | 1(1) | [公衆衛生について] 歴史、公衆衛生活動と根拠法 |
高木兼寛と脚気とヴィタミンB1 | |
2 | 2(2) | [衛生統計] 人口動態統計、人工静態統計、統計指標、年齢調整死亡率、疾病統計(患者調査)、死因順位、国民健康?栄養調査、国民生活基礎調査 |
入院患者数の多い疾患、外来患者数の多い疾患 | |
3 | 3(3) | [環境保健] 公害、上下水道(普及率)、食品中の水銀、カドミウム |
水銀、カドミウムの人体毒性 | |
4 | 4(4) | [健康づくり] 健康日本21(基本理念、9つの課題)、喫煙?飲酒、睡眠指針、身体活動 |
健康日本21の特徴 | |
5 | 5(5) | [生活習慣病] 悪性新生物-部位別年齢調整死亡率の順位、部位別死亡率の年次推移、心疾患、脳血管疾患 |
粗死亡率と年齢調整死亡率 | |
6 | 6(6) | [感染症予防] 感染症成立と予防の3要因、感染症法 類型別感染症の名称、エイズ、結核 |
最近の感染症の動向 | |
7 | 7(7) | [高齢者保健] 医療確保法、特定保健診査と指導、介護保険制度 |
特定保健指導の現状 | |
8 | 8(8) | [歯科保健?母子保健] 歯科保健活動、歯周疾患リスク、齲歯、健康日本21関連、健やか親子21 |
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9 | 9(9) | [学校保健] 学校保健安全法、学校保健統計調査結果 |
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10 | 10(10) | [労働衛生(産業保健)] 労働衛生の3管理、労働衛生の現状(生活習慣病、メンタルヘルス、過労死) |
時間外労働 | |
11 | 11(11) | [地域保健?国際保健] 地域保健事業の内容、地域保健法、保健所、地域保健センター、WHO活動、プライマリ?ヘルス?ケア、アルマ?アタ宣言、途上国の健康問題 |
飢餓 | |
12 | 12(12) | [社会保障] 我が国の社会保障制度の種類、各制度:医療制度、介護保険制度、後期高齢者医療制度、公的扶助の内容?特色?保険者?被保険者、国民医療費 |
国民医療費の高騰 | |
13 | 13(13) | [疫学研究の手法] 記述疫学、横断研究、症例対照研究、コホート研究、介入研究 |
相関関係と因果関係 | |
14 | 14(14) | [疫学指標と疾病頻度] 死亡率、致命率、有病率、罹患率 |
累積罹患割合 | |
15 | 15(15) | [暴露効果の測定] 相対危険度、オッズ比、寄与危険、偽陽性率と陽性反応的中度など |
人口寄与危険割合 | |
16 | 16(16) | [期末試験] 板書、プリント、教科書のポイントから出題 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 栄養と健康について、公衆衛生学的アプローチが出来る。 | ○ | ○ | |||||
2 | 公衆衛生の基本となる用語や指標を説明できる。 | ○ | ||||||
3 | 臨床場面や地域活動に公衆衛生を導入できる | ○ | ○ | |||||
4 | 疾病予防と疫学の関係を理解する | ○ | ○ | |||||
5 | 生活習慣病のrisk factorを理解し栄養学的予防方法が考えられるようになる。 | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
レポート | ||||
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1 | 栄養と健康について、公衆衛生学的アプローチが出来る。 | ○ | |||||
2 | 公衆衛生の基本となる用語や指標を説明できる。 | ○ | |||||
3 | 臨床場面や地域活動に公衆衛生を導入できる | ○ | |||||
4 | 疾病予防と疫学の関係を理解する | ○ | ○ | ||||
5 | 生活習慣病のrisk factorを理解し栄養学的予防方法が考えられるようになる。 | ○ | |||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
80 | 20 |