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授業科目名(和文)
[Course]
信号処理
授業科目名(英文)
[Course]
Signal Processing
学部(研究科)
[Faculty]
情報工学部
学科(専攻)
[Department]
情報システム工学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○渡辺 富夫  自室番号(2403)、電子メール(watanabe**cse.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
後期 2単位
対象学生
[Eligible students]
2年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
信号は、物理量の変化によってシステムの状態?振舞を伝達するものとして定義される。この信号のパラメータ(特徴因子)を抽出し、人間にとって都合のよい形に加工するのが信号処理の目的である。ここでは、信号を数または記号の列で表現して処理するディジタル信号処理の基礎を修得する。
到達目標
[Learning Goal]
1. アナログとディジタルの本質の理解
2. 信号とシステムの表現法の修得
3. フーリエ変換を一般化したz変換の修得
4. 有限長の数列を扱う離散的フーリエ変換の修得
5. 信号処理の応用可能性への感動
履修上の注意
[Notes]
信号処理を深く理解するために、「フーリエ解析」を履修すること。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. 信号処理とは
?信号処理とは何か、信号処理の歴史と共に、その重要性と可能性等、学ぶ意義?動機付けを行う。
2. 離散時間の信号
?離散的な時間の信号に関する基礎概念として、数列で表現される信号の処理を考える。
3. システム特性
?信号処理システムに関する基礎概念として、システム特性について解説する。
4. 線形シフト不変システム
?基礎システムとして重要な線形シフト不変システムをたたみ込み及び単位サンプル応答の概念とともに解説する。
5. 安定性と因果性
?線形性、シフト不変性とともに重要なシステム特性として、安定性と因果性について解説する。
6. 周波数領域におけるシステムの応答
?離散的な時間のシステムと信号との周波数領域での表現、及びフーリエ変換対について解説する。
7. 連続時間の信号の標本化と補間
?連続的な時間のフーリエ変換と、標本化して得られたフーリエ変換との関係を示し、標本値から元来の連続的な信号を復元する補間の考え方を解説する。
8. z変換(1)
?離散的な時間の信号やシステムに対するフーリエ変換を一般化したz変換について解説する。
9. z変換(2)
?逆z変換及びz変換を求める簡便な方法、z変換の定理と性質について解説する。
10. システム関数
?単位サンプル応答のフーリエ変換がシステムの周波数応答に当たることを踏まえ、単位サンプル応答のz変換であるシステム関数について解説する。
11. 離散的フーリエ級数
?有限長の数列のフーリエ表現である離散的フーリエ変換を理解する前段階として、周期的な数列の表現である離散的フーリエ級数について解説する。
12. 離散的フーリエ変換(1)
?離散的フーリエ級数を用いて周期数列を表現することを考えたことを踏まえて,有限長の数列のフーリエ表現について解説する。
13. 離散的フーリエ変換(2)
?離散的フーリエ変換の性質について解説する。
14. データ解析
?離散的な信号と信号処理システムに関する基礎概念を踏まえて、データ処理の応用について解説する。
15. まとめ
16. 試験
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
授業の理解度を深めるために質疑応答を積極的に取り入れ、学習態度を評価する。試験80%、学習態度20%。
教科書
[Textbook]
教科書:使用しない
参考書:「ディジタル信号処理の基礎」(島田正治?安川博 他著)コロナ社,「ディジタル信号処理」(貴家仁志著)昭晃堂,「ディジタル信号処理(上)」(伊達玄訳)コロナ社
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
式の導出過程など必ず自分で確認し、理解すること。
キーワード:フーリエ変換,Z変換
開講年度
[Year of the course]
28