| 授業科目名（和文） ［Course］ |
アドバンスト制御工学 |
| 授業科目名（英文） ［Course］ |
Advanced Control Engineering |
| 学部（研究科） ［Faculty］ |
情報系工学研究科 |
| 学科（専攻） ［Department］ |
システム工学専攻前期 |
| 担当教員（○：代表教員） [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○忻 欣 自室番号（2510）、電子メール（xxin**cse.oka-pu.ac.jp） ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
| 単位数 ［Point(Credit)］ |
前期 2単位 |
| 対象学生 ［Eligible students］ |
1?2年次生 |
| 授業概略と目標 ［Course description and Objects］ |
多数の自律的に意志決定を行うことのできる構成要素からなるシステムをマルチエージェントシステムと呼ぶ。本授業では、マルチエージェントシステムをシステムの制御の視点から体系的にまとめて紹介するとともに、センサネットワーク、スマートグリッドなどを対象に、マルチエージェントシステムの制御がいかに世の中の役に立つかを概論的に講義する。 |
| 到達目標 ［Learning Goal］ |
１ マルチエージェントシステムの記述方法を修得する。 ２ マルチエージェントシステムの制御方法を修得する。 |
| 履修上の注意 ［Notes］ |
特になし |
| 授業計画とスケジュール ［Course schedule］ |
1. 研究背景 システム制御の観点から，マルチエージェントシステムに関する研究を紹介する 2. 数学基礎：線形代数（1） マルチエージェントシステムに関する研究において，固有値や固有ベクトルなどの必要な線形代数の内容を復習する 3. 数学基礎：線形代数（2） マルチエージェントシステムに関する研究において，正定行列などの必要な線形代数の内容について講義する 4. 数学基礎：グラフ理論（１） 無向グラフについて講義する 5. 数学基礎：グラフ理論（２） 有向グラフについて講義する 6. 数学基礎：グラフ理論（３） 代数的グラフ理論について講義する 7. 制御工学基礎（１） 古典制御を復習する 8. 制御工学基礎（２） 現代制御を復習する 9. 合意制御（１） 合意問題を紹介する 10. 合意制御（2） 合意問題の制御工学を用いた解法を紹介する 11. 合意制御（３） 合意制御の応用について講義する 12. 結合振動子の同期（１） 振動子の同期現象の概念を紹介する 13. 結合振動子の同期（２） 振動子の同期条件について講義する 14. 結合振動子の同期（３） 振動子の同期現象に関して，その原理と応用について講義する 15. 総括と展望 本講義の内容を総括するとともに，今後の課題を紹介する |
| 成績評価方法と基準 ［Grading policy (Evaluation)］ |
レポート、発表および学習態度で総合的に判断する。 |
| 教科書 ［Textbook］ |
教科書: プリント等を配布する 参考書: 「マルチエージェントシステムの制御」(東俊一、 永原正章、 石井秀明、 林直樹、 桜間一徳、 畑中健志、コロナ社) |
| 自主学習ガイド及び キーワード ［Self learning］ |
レポートの課題を自ら調べ、理解を深めること。 キーワード： マルチエージェントシステム、 合意制御結合、振動子の同期 |
| 開講年度 ［Year of the course］ |
28 |