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授業科目名(和文)
[Course]
VLSI並列計算機理論
授業科目名(英文)
[Course]
VLSI Parallel Computer Architecture
学部(研究科)
[Faculty]
情報系工学研究科
学科(専攻)
[Department]
システム工学専攻前期
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○森下 賢幸  自室番号(2408)、電子メール(morisita**c.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
後期 2単位
対象学生
[Eligible students]
1?2年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
並列処理のための大規模集積回路を用いたプロセッサアーキテクチャの設計手法の基本、命令レベル並列処理の原理や制約、マルチプロセッサによる処理手法、メモリの管理機構などの中から輪読形式により理解を深める. 今期は、命令レベル並列処理を取り上げる.
到達目標
[Learning Goal]
現在のプロセッサの高速化のための重要な手法となりつつある並列処理について、プロセッサの設計原理とそのために必要な周辺機器を含めたハードウェア機構について理解する. また、コストパフォーマンスなど集積回路の設計上の重要な概念を理解する。
履修上の注意
[Notes]
授業計画にあげた項目に従って授業を行う予定であるが,番号は必ずしも一回分の授業に対応しているわけではない。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. 命令レベル並列処理(ILP)の概念
命令レベル並列処理の定義と機能について講読する.
2. 依存関係
並列処理で問題となる依存関係の種類と問題点について説明する.
3. ILPのためのコンパイラ
コンパイラの機能について説明する.
4. 予測による分岐コストの削減
並列処理の高速化のための分岐予測について、コストを考慮したパフォーマンスを説明する.
5. 動的スケジューリング
分岐予測を実行時に動的に行う方法について講読する.
6. データハザードの回避
実行時のデータの衝突を回避するための手法について講読する.
7. 例とアルゴリズム
構成例とそのためのアルゴリズムについて簡単に説明する.
8. ハードウェアを用いた投機実行
条件が確定する前に実行を開始する投機実行の方法を構成について講読する.
9. 例題
投機実行の例題を示す.
10. 並列命令発行
投機実行のための並列に命令を発行する仕組みを説明する.
11. 静的スケジューリング
投機実行のコンパイル時のスケジューリングについて講読する.
12. VLIW
並列処理の有力な手法であるVLIW(Very Long Instruction Word)について説明する.
13. 動的スケジューリングを用いたILP
動的スケジューリングを用いて命令レベル並列処理を行うための手法について講読する.
14. 先進技術
その他の並列処理のための先進技術を紹介する.
15. 例題
並列処理に関する例題と解答を示す.
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
輪読形式の発表内容と資料および日常の学習態度で評価する.
教科書
[Textbook]
教科書: 使用しない.
参考書: 「Computer Architecture - A Quantitative Approach -」John L. Hennessy and David A. Patterson,
Morgan Kaufmann
「Computer Organization & Design」David A. Patterson and John L. Hennessy, Morgan Kaufmann
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
集積回路の用語について図書館等で調べ、よく理解すること.
プリント配布.
開講年度
[Year of the course]
28