授業科目名(和文) [Course] |
認知症ケア論 |
授業科目名(英文) [Course] |
Dementia Care |
学部(研究科) [Faculty] |
保健福祉学部 |
学科(専攻) [Department] |
保健福祉学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○佐藤 ゆかり 自室番号(6611)、電子メール(satoyuka**fhw.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
保健福祉学科 3年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
認知症に関する基礎的知識を習得するとともに,認知症を有する方の体験世界,生活に生じる困難や様々な特性を理解し,本人のみならず家族を含めた周囲の環境にも配慮したケアの視点を学習する。 |
到達目標 [Learning Goal] |
①認知症を有する方の現状と課題および中核症状, 心理行動症状について理解する。 ②認知症を有する方の体験世界を理解する。 ③認知症を有する方および家族への支援や地域のサポート, チームアプローチについて理解する。 |
履修上の注意 [Notes] |
?授業の準備として、事前に教科書を十分に読み込んでおくこと。 ?認知症を有する方の生きる世界について自己学習をすすめること。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1. オリエンテーション、認知症を取巻く状況 2. 認知症を病む、認知症を生きる 3. 認知症を生きる姿 4. 認知症を生きるこころのありか1:認知症を有する方の特徴的な心理?行動 5. 認知症を生きる心のありか2:心理行動症状 6. 認知症を生きる心のありか3:認知症が及ぼす心理的影響 7. 認知症を生きる心のありか4:心理行動症状の背景 8. 認知症を生きる心のありか5:認知症を有する方の特徴的なこころの理解 9. 認知症に伴う機能の変化と日常生活への影響 10. 認知症を生きる:予防、治療、多職種協働と継続的ケア 11. 認知症を生きる不自由、疾患別ケア 12. 家族への支援1:家族の認知症受容過程 13. 家族への支援2:家族の会等 14. 地域におけるサポート体制 15. 総括 |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
課題レポートおよび試験(70%)、学習態度(30%)で評価する。 |
教科書 [Textbook] |
教科書:「認知症の理解(介護福祉士養成テキストブック11)」、本間昭編、ミネルヴァ書房 参考書: ①「認知症(痴呆)を生きるということ」、小澤勲、岩波新書847 ②「認知症とは」、小澤勲、岩波新書942 ③「認知症(痴呆)老人からみた世界」、小澤勲、岩崎学術出版 ④「老いを生きるということ」、竹中星郎、中央法規出版 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
参考書①②は基礎知識として必要であり必ず熟読すること。③は専門書で難解であるが、認知症を理解するには必読書である。 |
開講年度 [Year of the course] |
27 |