授業科目名(和文) [Course] |
ソーシャルワーク演習Ⅰ |
授業科目名(英文) [Course] |
Social Work Exercise Ⅰ |
学部(研究科) [Faculty] |
保健福祉学部 |
学科(専攻) [Department] |
保健福祉学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○竹本 与志人 自室番号(6609)、電子メール(ytakemoto**fhw.oka-pu.ac.jp) 桐野 匡史 自室番号(6602)、電子メール(kirino**fhw.oka-pu.ac.jp) 周防 美智子 自室番号(6506)、電子メール(suwo**fhw.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
保健福祉学科 社会福祉学専攻 2年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
本演習は、ソーシャルワーク実習開始前の段階における演習形式の授業である。演習では、相談援助の知識と技術に係る他の科目との関連性も視野に入れつつ、社会福祉士に求められる相談援助に係る知識と技術について、実践的に習得するとともに、専門的援助技術として概念化し理論化し体系立てていくことができる能力の涵養を目的とする。 本演習では、相談援助の中でも基本的なコミュニケーション技法?面接技法の向上に重点を置き、ケースワークを中心とした相談援助技術の習得と事例を用いた実践的なロールプレイングを行う。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1.社会福祉士の相談援助の知識?技術を、具体的な事例や援助場面を想定した実技指導(ロールプレイング等)を中心とする演習形態により、講義 及びソーシャルワーク実習と関連させながら、個別指導ならびに集団指導を通してその精度を高めつつ習得する。 2.学生個々人が自分自身で学習し、考え、主体的に行動する態度を涵養する。 3.演習のなかで、具体的に人権尊重、権利擁護、自立支援について理解し、総合的かつ包括的な援助を実際に行動できるようにする。 |
履修上の注意 [Notes] |
本演習はソーシャルワークⅠで得た知識を基礎に相談援助の展開のイメージ化?具体化を図る科目であるため、2年次前期においてソーシャルワークⅠを履修すること。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1. オリエンテーション、基本的なコミュニケーション技術の習得(1):自己覚知(自己紹介?他己紹介)、アイスブレイク 2.基本的なコミュニケーション技術の習得(2):自己覚知(私と福祉?利用者のイメージ)、コミュニケーション効果 3.自己覚知?コミュニケーション技術の自己評価:価値と倫理 4.基本的な面接技術の習得(1):サイレントトーク、単方向?双方向コミュニケーション 5.基本的な面接技術の習得(2):言語コミュニケーション、非言語コミュニケーション 6.基本的な面接技術の習得(3):傾聴の技法、質問の技法、要約?解釈の技法 7.基本的な面接技術の習得(4):共感の技法、明確化の技法、対決の技法 8.社会資源の提示と説明(1):介護保険制度 9.社会資源の提示と説明(2):生活保護制度 10.基本的な面接技術の習得(5):アセスメントとプランニング 11.ケースカンファレンス 12.地域の福祉ニーズの把握 13. 初期段階での相談対応(1):demandの整理、needsの診断と提示 14. 初期段階での相談対応(2):インテーク面接を想定したロールプレイ① 15.初期段階での相談対応(3):インテーク面接を想定したロールプレイ②、まとめ 別途試験を実施する。 |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
学習態度(30%)、演習のレポート(50%)、試験(20%)で総合評価を行う。 なお、出席率が2/3以上を単位認定の対象とし、出席率が2/3以上を期末試験の受験資格とする。 |
教科書 [Textbook] |
教科書: なし 参考書:「ソーシャルワーク演習ワークブック」みらい、「社会福祉士相談援助演習」中央法規出版 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
この科目と関連性の高い科目であるソーシャルワーク論ならびにソーシャルワークⅠ、福祉専門職論の講義内容や教科書を復習しておくこと。 |
開講年度 [Year of the course] |
27 |
備考 | 本科目は20名以下の演習であり、クラス分けを行い実施する。 |
資格等に関する事項 | 社会福祉士国家試験受験資格を得るための必須科目である。また、3年次の実習要件のひとつとなっている(履修案内を参照)。 |