授業科目名(和文) [Course] |
福祉専門職論 |
授業科目名(英文) [Course] |
Welfare Professions |
学部(研究科) [Faculty] |
保健福祉学部 |
学科(専攻) [Department] |
保健福祉学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○竹本 与志人 自室番号(6609)、電子メール(ytakemoto**fhw.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
保健福祉学科 2年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
福祉専門職の役割と意義、実践活動の状況の概観を通して、社会福祉士の役割と意義、専門性について理解することを目的とする。 社会福祉士をはじめとする福祉専門職の法的根拠および歴史、役割?意義などを概観する。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1.福祉専門職の種類とそれぞれの業務等の概要を理解する。 2.社会福祉士の役割と意義、実践活動分野を理解する。 3.社会福祉士と精神保健福祉士の固有性と共通性、医療ソーシャルワーカーにおける両資格のあり方について理解する。 |
履修上の注意 [Notes] |
この科目は2年次前期開講の「ソーシャルワーク論」と併せて社会福祉士国家試験科目の「相談援助の基盤と専門職」に該当するため、「ソーシャルワーク論」を履修していることが望ましい。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1. オリエンテーション 2. 専門職とは何か、福祉専門職の概念①(属性モデル) 3.福祉専門職の概念②(プロセスモデル)、専門職の組織化、倫理綱領と行動規範 4.福祉専門職の歴史(社会事業主事?主事補制度、民生委員と社会福祉主事など) 5.社会福祉の見直しと社会福祉士制度の創設、社会福祉士の役割と意義(根拠法と定義、専門性等)、社会福祉士の認定制度など 6.諸分野の福祉専門職と社会福祉主事任用資格、委嘱ボランティア(民生委員、保護司) 7.医療ソーシャルワーカーの業務①:医療ソーシャルワークの特徴、業務指針など 8.医療ソーシャルワーカーの業務②:退院援助、一般病院の病棟基準、DPC、地域連携パスなど 9.医療ソーシャルワーカーの業務③:病期における社会保障制度の活用方法など 10.医療ソーシャルワーカーの歴史:イギリス、アメリカ、日本 11.社会福祉士の実践分野① 12.社会福祉士の実践分野② 13. 精神障がい者の処遇の歴史(法の変遷)と精神保健福祉士 14.精神保健福祉士法成立の歴史的背景、精神科病院の病棟基準と入院形態、精神保健福祉士の役割と意義(根拠法と定義、専門性等)、介護支援専門員?主任介護支援専門員の資格と業務 15. まとめ ※別途試験を実施する。 |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
学習態度(15%)、レポート課題点(10%)、期末試験点(75%)で総合評価を行う。 なお、出席率が2/3以上を期末試験の受験資格とする。 |
教科書 [Textbook] |
教科書:「相談援助の基盤と専門職」中央法規出版 参考書:「相談援助の基盤と専門職」ミネルヴァ書房,「社会保障の手引き」中央法規出版,「医療福祉総合ガイドブック2015」医学書院 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
2年次前期に開講される「ソーシャルワーク論」「ソーシャルワークⅠ」の復習を行い、相談援助の基盤を理解しておくこと。 社会福祉士国家試験科目「相談援助の基盤と専門職」の過去問を解いてみること。 社会福祉士等の福祉専門職の動向に関心を持ち、福祉専門職の業務内容を知ろうとすること(日頃より新聞?ニュース?月刊福祉等を読むこと)。 |
開講年度 [Year of the course] |
27 |
資格等に関する事項 | 福祉専門職論は「ソーシャルワーク論」(2年次前期開講)と合わせて、社会福祉士の受験科目である「相談援助の基盤と専門職」に相当する(社会福祉士受験資格を得るための必須科目である)。また、3年次の実習要件のひとつとなっている(履修案内を参照)。 |