授業科目名(和文) [Course] |
住環境と健康 <住環境を考える> |
授業科目名(英文) [Course] |
House Environment and Health <The environment of a residence is considered> |
学部(研究科) [Faculty] |
共通教育/全学教育 |
学科(専攻) [Department] |
健康科学 <健康の維持?増進> |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
わが国の憲法では、「何人も公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業の選択の自由を有する」(第22条)。「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」(第25条)?このように、年齢や地域に関わらず、権利の保証を憲法で規定している。これをもとに公共の福祉から健康問題と住環境問題を考える。特に最近の問題になっている電磁波過敏症や化学物質過敏症、シックハウス症候群など健常者でも、環境において健康が阻害されている。これについて学ぶ。さらに社会的弱者である高齢者や障害者に視点をおいて、住宅や社会施設について考え、梳くに住宅については、改造について考察する。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1.現代社会に生きるわれわれに忍び寄ってきている電磁波過敏症、化学物質過敏症、シックハウス症候群について学ぶ 2.ノーマラリゼーションの考え方とバリアフリーとユニバーサルデザインの関連について学ぶ 3.高齢者向け?障害者向け住宅施設の種類と課題を学ぶ 4.福祉コミュニティの現状と課題を学ぶ |
履修上の注意 [Notes] |
配布した資料は、ファイルにとじて持参すること |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1.ガイダンス、健康とは何か。 2.アレルギーと電磁波過敏症と化学物質過敏症の違い 3アレルギーと電磁波過敏症と化学物質過敏症の対策と課題 4.シックハウス症候群の特徴と原因 5.シックハウス症候群対策と課題 6.ノーマラリゼーションの考え方とバリアフリーとユニバーサルデザインの関連について 7高齢者と障害者の生活と健康について 8.日本の住宅や施設の特徴について 9.住環境整備の必要性と課題 10.日常生活圏と社会基盤整備の必要性 11.住環境整備と地域の取り組み 12.高齢者?障害者向け住居および施設の定義と種類の現状と課題 13.高齢者?障害者向け住居および施設の課題と方向 14.地域コミュニティづくりの概念と現状 15.地域コミュニティづくりの事例と今後の課題 |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
レポート(90%)、授業への参加および出席状況(10%)により総合的に評価する |
教科書 [Textbook] |
参考書 適宜指示する。 |
開講年度 [Year of the course] |
27 |