授業科目名(和文) [Course] |
社会福祉学特論Ⅱ演習 |
授業科目名(英文) [Course] |
Social Welfare Policy Exercise Ⅱ |
学部(研究科) [Faculty] |
保健福祉学研究科 |
学科(専攻) [Department] |
保健福祉学専攻 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○井村 圭壯 自室番号(5123)、電子メール(imura**fhw.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
1単位 |
対象学生 [Eligible students] |
博士前期課程院生(保健福祉学専攻 1?2年次生) |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
社会福祉事業の歴史研究の意義を説明する。また、受講生からの個別発表を行う。戦前、戦中、戦後における社会事業施設の変遷について論ずる。例えば、養老院は戦前「救護法」によって規定されるが、戦後は「生活保護法」の「保護施設」「養老施設」に変化し、現在の老人ホームへと継承された。この科目では、個別の施設を例として、「政策主体」「実践者」「生活者」の「構造的からみあい」について、歴史貫通的な歴史研究の枠組みから論ずる。また、受講生に対し、演習形式で原資料の分析を指導する。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1.社会福祉事業の歴史の原資料の分析方法を習得する。 2.戦前、戦中、戦後の施設の広報誌、年次報告書の分析方法を習得する。 |
履修上の注意 [Notes] |
歴史を過去の出来事としてのみ理解するのではなく、現代社会の基盤であり、将来予測の基礎となることを理解すること。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1.オリエンテーション 2.社会福祉の施設史研究① 3.社会福祉の施設史研究② 4.養老院の個別史① 5.養老院の個別史② 6.孤児院の個別史① 7.孤児院の個別史② 8.救護施設の概要 9.個別発表① 10.個別発表② 11.戦前の施設の社会化方法 12.戦前の施設の支援組織 13.民間養老院の支援母体 14.民間孤児院の支援母体 15.まとめ |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
評点の配分は、中間?期末レポート60%、個別発表20%、学習態度20%である。期末レポート提出は第16回目に実施する。なお、出席が2/3以上を、期末レポート提出の資格とする。 |
教科書 [Textbook] |
プリント、論文、原資料(コピー)を適宜配布する。 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
社会福祉学の専門書に施設史がどのように示されているか再確認する。 |
開講年度 [Year of the course] |
27 |