授業科目名(和文) [Course] |
建築法規 |
授業科目名(英文) [Course] |
The Building Code |
学部(研究科) [Faculty] |
デザイン学部 |
学科(専攻) [Department] |
デザイン工学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○三村 重人 自室番号()、電子メール(sm19491951**gol.com) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
デザイン工学科3年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
建築の基本法である建築基準法令を理解するとともに、主要な関連法規である建築士法、バリアフリー法、省エネ法、耐震改修促進法、品確法、都市計画法、消防法等の概要を理解することにより、建築物の計画?設計?工事監理等における基本的な対応能力を備えることを目指す。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1.基本の建築基準法令の全体構成?相互関連並びに逐条を理解し、建築事象への対応能力の基本を備える。 2.関連する建築士法等の主要な部分及び相互の関係を理解し、建築法規の関連事象への対応能力の基本を備える。 3.建築法規の学習により国民の生命、健康及び財産の保護に寄与することができる基本的な態度を備える。 |
履修上の注意 [Notes] |
1.授業に参加し、質疑を行うこと。 2.課題?レポートは、必ず提出し応答すること。 3.建築法規からの建築事象への疑問を日常的に持つこと。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1.建築基準法 用語の定義 法令の読み方、用語の定義、面積?高さ?階数の算定方法 2.建築基準法 手続規定 建築確認?検査、仮使用、許可、用途の変更、工作物への準用 3.建築基準法 単体規定 構造強度(構造部材等?木造?組積造?鉄骨造?鉄筋コンクリート造等) 4.建築基準法 単体規定 構造強度(構造計算、荷重?外力、許容応力度?材料強度) 5.建築基準法 単体規定 防火?避難関係規定(耐火?準耐火建築物の義務付け、防火区画、耐火性能検証法) 6.建築基準法 単体規定 防火?避難関係規定(廊下?階段?出入り口、排煙設備、非常照明、非常用の進入口) 7.建築基準法 単体規定 防火?避難関係規定(避難?消火活動の通路、内装制限、避難安全検証法) 8.建築基準法 単体規定 一般構造(天井?床の高さ、階段、居室の採光?換気、共同住宅の界壁、換気設備) 9.建築基準法 単体規定 一般構造?設備(石綿の飛散防止等、便所?浄化槽、建築設備) 10.建築基準法 集団規定 道路と敷地、用途制限、建ぺい率、容積率制限 11.建築基準法 集団規定 高さ制限(道路?隣地?北側高さの制限、天空率、日影規制) 12.建築基準法 集団規定 防火?準防火地域、地区計画等 13.関連法規 建築士法、建設業法、都市計画法(建築許可?開発許可の制限) 14.関連法規 消防法、耐震改修促進法、バリアフリー法、労働安全衛生法 15.関連法規 環境衛生関係法、住宅?宅地関係法、特殊建築物等関係法 |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
?期間中に配布?実施する課題?レポート類(到達目標1?2に関する出題) 30% ?期末試験(受験資格は、出席率が2/3以上の者) (到達目標1?2に関する出題) 50% ?出席状況?授業中における学習態度 20% ?期末試験 教科書の「基本建築関係法令集〔法令編?告示編〕のみ持込可(配布のプリントは持込不可)。 |
教科書 [Textbook] |
教科書:「平成26年版 基本建築関係法令集〔法令編〕」((株)井上書院)、プリント(出席者のみへ配布) 参考書:「建築法規用教材2014」(日本建築学会)、「建築法規PRO2012建築確認法規マニュアル」(第一法規)、「逐条解説 建築基準法」(ぎょうせい) |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
?自主的に条文を理解が得られるまで繰り返し読んでください。条文によっては図示しながら読みましょう。 ?配布プリント中の例題は、全問をよく理解してください。 ?参考書の図示は、必ず条文を読みながらの参考としてください。 |
開講年度 [Year of the course] |
27 |
備考 | 他の教科の受講に際しても、関連する建築法規の条文を確認する態度も必要です。他の教科の理解が深まります。 |