| 授業科目名（和文） ［Course］ |
製品工作論〈機械工作論〉 |
| 授業科目名（英文） ［Course］ |
Studies in Product Construction〈Mechanical Crafts Theory 〉 |
| 学部（研究科） ［Faculty］ |
デザイン学部 |
| 学科（専攻） ［Department］ |
デザイン工学科 |
| 担当教員（○：代表教員） [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○川月 清志 自室番号（） |
| 単位数 ［Point(Credit)］ |
2単位 |
| 対象学生 ［Eligible students］ |
デザイン工学科2年次生 |
| 授業概略と目標 ［Course description and Objects］ |
機械や手工具による工作理論と実際について学び、あわせて製品の基本的な製図法を習得し、ものづくりのための基礎的技術?技能を理解し習得することを目的とする。 |
| 到達目標 ［Learning Goal］ |
1. 手工作と機械工作の理論と工作法の実際について理解する。 2. 製図法を習熟する。 3. 測定機器により精度測定を行い製品精度への認識を深める。 4. モデル製作能力を涵養する。 |
| 履修上の注意 ［Notes］ |
理論と実際を理解するために講義は演習を含めて行う。演習課題に製図機器や木工具等を使用するので、製図機器や手工具そして用材を学生各自で準備すること。 |
| 授業計画とスケジュール ［Course schedule］ |
1. 授業概要：授業計画や内容そしてレポート提出法、工作工具各論 2. 機械と工作法：木工機械と木工具による工作の実際的なものづくり事例 3. 測定機器の種類と精度測定法：ノギス、マイクロメーター、シックネスゲージ、含水率計、回転計、角度計、 重量計など 4. 製図法：投影法（製図用具、製図通則、第一角法、第三角法、立体図によるデザイン製図法） 5. 木の文化（自作プリントと視覚教材による） 6. 機械と工作法： ①鋸断加工 ②鉋削加工 (演習：組木工作の部材木取加工) 7. 〃 ： ③穿孔加工 ④旋削加工 (演習：工作演習) ⑤研削加工 ⑥塑性加工 (演習：工作演習) 8. 評価課題Ⅰ ：組木工作：製作図の作成（三面図、部品図、アイソメ図） 9. 評価課題Ⅰ ：組木のモデル工作演習（墨付け、仕口加工） 10. 評価課題Ⅰ：組木モデル工作完成（組立仕上げ） 11. 評価課題Ⅱ：機械工作による箱のデザイン演習(ネーミング、コンセプト、スケッチ、製作図) 12. 評価課題Ⅱ：機械工作による箱の工作図作成（三面図、原寸図、部品図、完成図） 13. 評価課題Ⅱ：箱のモデル工作：墨付（ケガキ）、木取り、部材加工、組立、表面仕上げ（塗装）スケール：原寸or１/２モデル 14. 評価課題Ⅱ：箱のモデル完成（工作図面との誤差?ミスの確認、図面と作品の訂正） 15. 評価課題Ⅱ：作品とデザイン図面（プレゼンテーションとして）提出、合評 |
| 成績評価方法と基準 ［Grading policy (Evaluation)］ |
1. 出席状況および受講態度そして毎回のレポートと評価課題により確認と評価を行う。 2. 評価課題については、全ての提出がない限り単位は認定しない。 |
| 教科書 ［Textbook］ |
教科書：「使用しない」ので自作教材資料を配布し授業を行う。 参考書：木材の性質と加工、開隆堂。 |
| 自主学習ガイド及び キーワード ［Self learning］ |
身近に見られる建築や家具など生活用品の木製品デザイン（形?材質?工作法?価格）に興味をもつこと。 |
| 開講年度 ［Year of the course］ |
27 |
| 備考 | 木工機械工作法を理解するために木材工房で演習を行う。 授業補助：中原嘉之 |