授業科目名(和文) [Course] |
半導体工学Ⅰ <半導体デバイス> |
授業科目名(英文) [Course] |
Semiconductor Engineering I <Semiconductor Devices> |
学部(研究科) [Faculty] |
情報工学部 |
学科(専攻) [Department] |
情報通信工学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○末岡 浩治 自室番号(2303)、電子メール(sueoka**c.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
3年次生(平成22年度以降入学生) 2年次生(平成21年度以前入学生) |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
半導体デバイスの特性を十分に理解して使いこなすためには、半導体中における電子の振る舞いの本質を理解する必要がある。本講義では、固体が原子核や電子の集合体であることをふまえ、半導体の電気伝導を決めるバンド構造を概説する。さらに、p型とn型の区別を論じ、キャリヤの種類、密度、移動度が導電性を決定することを述べる.最後に、p-n接合の理論について説明することで、半導体工学IIへの橋渡しをする。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1.固体の構造と電子のエネルギーについて理解する 2.半導体の伝導機構を理解する 3.p-n接合などの半導体素子の基礎を理解する |
履修上の注意 [Notes] |
「基礎電磁気学」,「電子回路」等を履修していることが望ましい。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1.電子デバイスの概念 2.結晶中の電子の振る舞い(1) 3.結晶中の電子の振る舞い(2) 4.結晶中の電子の振る舞い(3) 5.半導体中の電子とホール(1) 6.半導体中の電子とホール(2) 7.半導体中の電子とホール(3) 8.前半のまとめ 9.半導体中の電気伝導(1) 10.半導体中の電気伝導(2) 11.半導体中の電気伝導(3) 12.p-n接合(1) 13.p-n接合(2) 14.p-n接合(3) 15.p-n接合(4) |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
授業ごとに行う小試験、第16回目に実施する期末試験、学習態度により総合的に評価する。評点の配分は期末試験80%、小試験10%、学習態度10%である。 なお、CMD体育_cmd体育平台@では、出席率が2/3以上を期末試験の受験資格と定めている。 |
教科書 [Textbook] |
教科書:「半導体デバイス入門 ‐その原理と動作のしくみ‐」(柴田直著)森北出版、プリント 参考書:「基礎電子工学」(藤本晶著)森北出版、「固体電子論入門 半導体物理の基礎」(志村史夫著)丸善、「電子物性」(松澤剛雄,高橋清,斉藤幸喜共著)森北出版 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
講義終了時に次回の内容を指示するので、教科書の該当箇所を熟読しておくこと。教科書、ノート、講義内容を整理した配布プリントを併用した復習を行うことで、わからない箇所を次回の講義に持ち越さないようにすること。 |
開講年度 [Year of the course] |
26 |
備考 | 基本的に、小試験の答案提出により出席とする。なお、< >内の授業科目名は平成21年度以前入学生対象である。 |