授業科目名(和文) [Course] |
ユニバーサルデザイン論 |
授業科目名(英文) [Course] |
Universal Design Theory and Application |
学部(研究科) [Faculty] |
保健福祉学部 |
学科(専攻) [Department] |
保健福祉学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○中村 孝文 自室番号(6505)、電子メール(nakamura**fhw.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
保健福祉学科 3年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
現代社会では、障害者や高齢者を含めて誰もが安全で快適に利用できる生活環境について考える必要がある。ユニバーサルデザインは、日常生活用具、住居から公共交通機関、社会生活等、あらゆる場面において障害の有無や年齢にかかわらず誰もが利用しやすい環境を創出することを基本としている。本科目では、障害者や高齢者、そして健常者の特性を理解し、ユニバーサルデザインやバリアフリーの理念を実現するために必要な基礎知識と技術を実践的に学ぶ。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1. ユニバーサルデザインの発祥を知り、現代福祉の歴史的潮流との関係の中で理解する 2. ユニバーサルデザインとバリアフリーの差異を考察する 3. 高齢者や障害者の生理?心理学的特性や行動?動作特性を学び、ユニバーサルデザインがなぜ必要かを理解する 4. 既存のユニバーサルデザインプロダクツをレビューし、その意図を解釈し、評価する 5. ユニバーサルデザインプロダクツのアイデアを自ら考案する |
履修上の注意 [Notes] |
授業の中で用具?機器等を使用したり、屋内?外環境を観察する機会があるので、軽快な服装、履物で出席すること。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1. 導入 2. ユニバーサルデザインの発祥 3. ユニバーサルデザインの概念と原則 4. バリアフリーとユニバーサルデザインの関係性 5. ユニバーサルデザイン利用者としての健常者?障害者?高齢者の生理?心理特性 6. ユニバーサルデザイン利用者としての健常者?障害者?高齢者の行動?動作特性 7. 生活用具におけるユニバーサルデザイン1(ライフサイクルと用具) 8. 生活用具におけるユニバーサルデザイン2(行動?動作と用具) 9. まちづくりにおけるユニバーサルデザイン1(移動環境) 10. まちづくりにおけるユニバーサルデザイン2(施設) 11. ユニバーサルデザイン実践1(プロダクツの実践的評価) 12. ユニバーサルデザイン実践2(考案) 13. ユニバーサルデザイン実践3(評価改善) 14. ユニバーサルデザイン実践4(評価改善) 15. まとめ |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
試験成績(50%)、レポート及び受講態度(50%)により総合評価する。 |
教科書 [Textbook] |
教科書: プリント等を適宜配布する 参考書:高齢者?障害者の福祉用具活用の実務(第一法規)、岡山県福祉のまちづくり条例施設整備マニュアル他 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
福祉機器の種類と分類及び障害構造を基礎とするので、学習しておくこと。またユニバーサルデザインに関する書籍を通読すること。 |
開講年度 [Year of the course] |
26 |
備考 | 教室:6503講義室及び福祉工学実験室(6513) |