授業科目名(和文) [Course] |
老年医学 |
授業科目名(英文) [Course] |
Geriatrics |
学部(研究科) [Faculty] |
保健福祉学部 |
学科(専攻) [Department] |
保健福祉学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○藤井 保人 自室番号(5116)、電子メール(fujii**fhw.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
保健福祉学科 2年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
利用者の状態に応じた社会参加や自己実現の支援を可能にする為、加齢に伴う様々な生理学的変化を背景にした障害や疾病の特徴を解説する |
到達目標 [Learning Goal] |
1.老化の原因を理解し,老化に伴う身体の生理的変化を習熟する。 2.高齢者のかかりやすい疾患やそれに伴う障害を理解し、介護福祉士としてどのように対処すればよいか判断 できる。 3.福祉専門職の一員として、医療職との連携?協力ができるようになる。 |
履修上の注意 [Notes] |
高校の生物学をよく理解しておくこと。 医学用語?用例に慣れること。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1. 老化学説---消耗説、神経内分泌説、遺伝子支配説、フリーラジカル説 2. 老化と不死、老化Senescenceと加齢Aging 3. 老化による身体の変化、高齢者の基準値?異常値 4. 高齢者の身体特性と行動特性、高齢者疾患の症候の特徴 5. 高齢者の主要徴候---胸痛、呼吸困難、便秘、脱水他 6. 老年症候群,認知症,パーキンソン 7. 高齢者の感染症Ⅰ---介護の基本、予防対策、疥癬 8. 高齢者の感染症Ⅱ---日和見感染、食中毒 9. 肺炎、インフルエンザ、結核 10.前立腺肥大症、前立腺癌 11.白内障、緑内障、黄斑の病気 12.変形性股関節症、ロコモティブシンドローム 13.医療行為の理解、介護の注意点 14.薬の取り扱いの基本、高齢者の薬、在宅現場 15.高齢者の脱水?電解質異常 |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
別途期末試験実施。 授業科目の目標(到達目標1?3)達成度を測るため、第16回目に実施する期末試験、及び学習態度により総合的に評価する。評点の配分は期末試験80%、学習態度20%である。 なお、CMD体育_cmd体育平台@では、出席率が2/3以上を期末試験の受験資格と定めている。 |
教科書 [Textbook] |
教科書:「最新 介護福祉全書 第9巻 発達と老化の理解」 林泰史、長田久雄 編、メヂカルフレンド社 参考書:「介護職員基礎研修テキスト 第3巻 老人、障害者等の疾病、障害等に関する理解」介護職員基礎研修テキスト編集委員会編、全国社会福祉協議会出版 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
介護実践との結びつきを意識し、早期に様々な介護を体験することが望ましい。 日頃から医療及び医学の時事ニュースに関心を持つこと。 |
開講年度 [Year of the course] |
26 |
備考 | 特になし |
資格等に関する事項 | 介護福祉士資格取得の必修科目 |