授業科目名(和文) [Course] |
栄養学実験 |
授業科目名(英文) [Course] |
Nutritional Science Experiment |
学部(研究科) [Faculty] |
保健福祉学部 |
学科(専攻) [Department] |
栄養学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○木本 眞順美 自室番号(6211)、電子メール(kimoto**fhw.oka-pu.ac.jp) 川上 祐生 自室番号(6211)、電子メール(kawaka**fhw.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
1単位 |
対象学生 [Eligible students] |
栄養学科 2年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
栄養学の基本は、食品の消化?吸収からはじまり、生体内における栄養素の代謝である。栄養学総論で学習した事象について、さらに理解を深めるため本実験を行う。また、これまで、ヒトの栄養学の発展は動物実験の成果なくしては語れない。本科目では、目的に沿った実験手法を修得させる。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1. 原理の異なるタンパク質測定方法を学び、タンパク質の特性を理解する。 2. 抗原抗体反応の理論を理解する。 3.ラットを用いた動物実験では、絶食と摂食による生体成分や酵素活性の変化を測定し、栄養素代謝の相互関 係を理解する。 |
履修上の注意 [Notes] |
? 栄養学総論で学習したことを基礎知識として理解しておくことが必要。 ? 事前に実験書を充分読んで、その内容を理解した上で実験に臨む。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1 ~ 3. オリエンテーション:各実験の目的と手法を示説する 課題1:生化学的検査による栄養状態の判定ならびに食物アレルギーの評価 4 ~ 6. 課題1のための試薬作成と器具?機器の準備 7 ~ 8. (1)血漿タンパク質およびアルブミンの定量と同定 9 ~ 10. (2)サンドイッチELISA法を用いたヒト血漿IgEの定量とアレルギー罹患の評価 11 ~ 12. (3)高IgE血漿を用いたアレルゲンの特定 13. 課題1についてのデータの解析?まとめ 課題2:ラットの栄養素代謝に対する摂食と絶食の影響 14 ~15. 課題2のための試薬作成と器具?機器の準備 16 ~17. (1)実験動物の飼育、解剖、血液や臓器の採取、保存試料の調製 18 ~19. (2)血中の成分測定(ケトン体、血糖、NEFA、尿素窒素) 20. (3)肝臓におけるグルコース-6-フォスファターゼ活性の測定 21 ~22. (4)肝グリコーゲンの単離と収量測定 23. 課題2についてのデータの解析?まとめ |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
実験終了時にレポート提出:50 %、実験に対する積極的な姿勢:50 % なお、出席率が2/3以上を成績評価の対象とする。 |
教科書 [Textbook] |
教科書は使用せず、独自の実験書を配布する。 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
個々の実験操作には、必ず原理を伴うものであるので、専門書、インターネットなどを駆使してその理解を徹底する。各テーマについて、得られた結果の妥当性や信頼性を示すために、他のデータ(専門書、文献)との比較検討を行う。 |
開講年度 [Year of the course] |
26 |
備考 | 実験への理解を把握するために、実験日程の途中で簡単な試験を行うことがある。 |