授業科目名(和文) [Course] |
栄養学基礎実験 |
授業科目名(英文) [Course] |
Fundamental Chemical Experiment |
学部(研究科) [Faculty] |
保健福祉学部 |
学科(専攻) [Department] |
栄養学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○中島 伸佳 自室番号(6210)、電子メール(nkmt-nakajima**fhw.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
1単位 |
対象学生 [Eligible students] |
栄養学科 1年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
本実験を栄養学科の「基礎化学実験」と位置づけ、栄養学領域の専門分野の様々な「実験?研究」に対応できるように、実験器具の取り扱い方法に始まり、各種の栄養素や食品成分の検出、分離、定量分析等の実験に至る基礎的方法や技術を体得することを主目的とする。 |
到達目標 [Learning Goal] |
特に、各種の実験器具の使い方、意義、目的等を正しく理解することに重点をおく。また、定量実験の原理?意義?方法など「化学実験」の基礎事項を正確に習得することを目標とする。 |
履修上の注意 [Notes] |
実験技術の習得状況、実験データーの記録やレポート(試験結果)の記載内容、並びに、実験?実習中の「能動的な参加度(出席点)や理解度」を重視する。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1,2. 実験器具の概要と原理の理解。 3~6. ピペッツト等の取り扱い方法の習得と、その練習。 7~10. 緩衝液や試薬の調製方法、並びに、希釈方法等の実習。 10,11. 食品成分の簡易的な分離抽出実験。 12,13. 食品成分、栄養成分の定量分析(中和滴定など) 14~17. デンプンのアミラーゼによる酵素的分解と生産物(オリゴ糖やブドウ糖)の「吸光光度法(比色法)」による定量分析。 18,19. 加水分解酵素(アミラーゼやプロテアーゼ等)の酵素化学的性質の解析。 20,21. 固定化酵母細胞によるアルコール発酵と、生産物(エタノールや二酸化炭素)の簡易定量。 22,23. 習得した実験技術の確認、発表、実演、並びに、実験データーのまとめ(計算)とレポート作成。 |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
受講態度(出席点)、実験技術の習得状況、並びに、レポート(試験結果)等の内容を総合的に評価して認定する。 |
教科書 [Textbook] |
教科書:栄養科学シリーズNEXT:基礎有機化学、高橋?辻編、講談社(ISBN 978-4-06-155357-6)、 さらに、実施する実験内容のプリント(実験用テキスト)等を別途配付する。 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
化学反応には「その原因があり、さらに過程(理由)があって、結果が導かれる」。従って、実施内容の目的(目標)をしっかり見据えて学んで下さい。 |
開講年度 [Year of the course] |
26 |
備考 | 川上祐生先生と共同で指導する。 前期に集中講義形式(週一回)で実施する。 |