授業科目名(和文) [Course] |
代謝生化学 |
授業科目名(英文) [Course] |
Metabolic Biochemistry |
学部(研究科) [Faculty] |
保健福祉学部 |
学科(専攻) [Department] |
栄養学科 |
オムニバス [omnibus] |
オムニバス |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○山下 広美 自室番号(6201)、電子メール(yamashit**fhw.oka-pu.ac.jp) 高橋 吉孝 自室番号(6208)、電子メール(ytaka**fhw.oka-pu.ac.jp) 木本 眞順美 自室番号(6211)、電子メール(kimoto**fhw.oka-pu.ac.jp) 山本 登志子 自室番号(6209)、電子メール(toshiko**fhw.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
栄養学科1年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
生命現象を分子のレベルで理解する際にいわゆる同化?異化と呼ばれる過程、即ち、代謝マップを把握することが基本となる。本講義では糖代謝、脂質代謝、アミノ酸代謝、核酸代謝過程とそれらの過程の身体の状況に対応したスイッチの切り換え、ホルモンによる代謝制御について論述する。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1. 糖、脂肪酸、アミノ酸、核酸の基本的な異化経路を理解する。 2. 糖、脂肪酸、核酸の同化経路、即ち、糖新生経路、脂肪酸合成経路、核酸合成経路について理解を深める。 3. 飢餓時、満腹時における代謝の変化、ホルモンによる代謝の制御を理解する。 4. 異化産物から得られる化学エネルギー、また、様々な生理活性物質について理解を深める。 |
履修上の注意 [Notes] |
? 授業に参加し、積極的に自分の知識を深めること。 ? 授業方法としては、講義形式で行うが、随時小テスト、レポートを課す。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1. 糖代謝:解糖系(山下広美) 2. 糖代謝:クエン酸サイクル、電子伝達系と酸化的リン酸化(山下広美) 3. 糖代謝:ペントースリン酸回路、ホスホグルコン酸回路(山下広美) 4. 糖代謝:グリコーゲン合成?分解とその制御機構(山下広美) 5. 糖代謝:糖新生経路、ホルモンによる解糖系?糖新生の制御機構(山下広美) 6. 脂質代謝:脂肪酸のβ酸化およびケトン体の生成(高橋吉孝) 7. 脂質代謝:脂肪酸の合成および代謝制御(高橋吉孝) 8. 脂質代謝:コレステロールの生合成および代謝制御(高橋吉孝) 9. 脂質代謝:生理活性脂質の生合成およびその機能(高橋吉孝) 10. アミノ酸代謝:アミノ酸の炭素骨格の代謝経路(糖原性?ケト原性アミノ酸)(木本眞順美) 11. アミノ酸代謝:アミノ酸の窒素代謝(尿素回路)(木本眞順美) 12. アミノ酸代謝:アミノ酸のから誘導される生理活性物質の生合成およびその機能)(木本眞順美) 13. ヌクレオチド代謝:プリン化合物の生合成および分解経路)(山本登志子) 14. ヌクレオチド代謝:ピリミジン化合物の生合成および分解経路(山本登志子) 15. ポルフィリンの代謝(山本登志子) |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
? 16回目に期末試験を実施する。 ? 期末試験により評価する。 |
教科書 [Textbook] |
教材:「からだの生化学」(田川邦夫著、宝酒造出版部)、プリントを併用する。 参考書:「ハーパー生化学」(丸善) |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
? 構造式は代謝生化学の理解に必要なので、重要な化合物の構造式を自分で何度も書いて記憶するように努力すること。 ? 糖代謝、TCAサイクル、酸化的リン酸化、脂肪代謝、アミノ酸代謝を自分のノートにまとめて、理解すること。 |
開講年度 [Year of the course] |
26 |