授業科目名(和文) [Course] |
機能性材料学 |
授業科目名(英文) [Course] |
Intelligent Material |
学部(研究科) [Faculty] |
情報系工学研究科 |
学科(専攻) [Department] |
機械情報システム工学専攻 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○納所 孝至 自室番号() |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
1?2年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
「機能性材料」には色々な定義があり、政府、学会いずれにおいても明確なものはないが、先端科学技術分野で活躍する、電気、電子、光学、環境分野等の材料をイメージしがちである。しかしながら、古くから用いられている構造用材料も見方を変えれば機能性材料である。ここでは機能性材料の定義や先端材料にこだわらず、いろいろな材料を紹介し、その材料の「機能」という性質、その発現機構や材料開発について学ぶ。 |
到達目標 [Learning Goal] |
機能性材料の種類や性質、機能について理解し、その用途や応用に対する知識を得ると共に、新しい材料を開発する考え方を身につける。 |
履修上の注意 [Notes] |
履修の要件:特になし |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1、ガイダンス 2、身近な機能性材料:木材、多機能性材料としての木材、燃えない木材の開発 3、材料を複合する:複合材料、スキー板、和紙で作った自転車 4、極限条件で作る:宇宙で作成したガラス、超高圧衝撃波を用いた材料開発、機能性材料としてのダイヤモンド 5~6、極限状態で機能を発現:超電導材料 7、マイクロマテリアル:21世紀の材料学 8、熱に耐える:傾斜機能材料、金属とセラミックスの固相接合 9、腐食に耐える:さびのHomeopathy、化学装置用材料とその進歩 10~11、金属材料の変形に「超」がつけば:超塑性材料、超弾性材料 12、形を覚える:形状記憶合金 13~14、もし結晶構造が無くなれば:アモルファス金属 15、総括 |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
講義終了後レポートを課し、レポートにより評価する。 |
教科書 [Textbook] |
毎回プリントを配布する。 |
開講年度 [Year of the course] |
26 |