授業科目名(和文) [Course] |
児童保健福祉特論Ⅰ演習 |
授業科目名(英文) [Course] |
Child Health and Welfare Ⅰ Exercise |
学部(研究科) [Faculty] |
保健福祉学研究科 |
学科(専攻) [Department] |
保健福祉学専攻 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○佐藤 和順 自室番号(5217)、電子メール(wajun**fhw.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
1単位 |
対象学生 [Eligible students] |
保健福祉学専攻1?2年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
幼稚園?保育所で実際使用されているカリキュラムをもとに,その成立過程における多様な力学を分析する。特に,倉橋惣三に代表される児童中心主義による望ましいカリキュラム開発の視座について検討する。そこから導き出されるカリキュラム実践者として必要となる知識や技能を模索することで,具体的な保育者としての職能の形成につなげていく。 |
到達目標 [Learning Goal] |
?保育カリキュラムの理論的把握 幼稚園?保育所におけるカリキュラムに関して,歴史的?政策的な観点,実践的?開発的な観点から理論的考察を加えるなかで,保育実践者としての幅の広い高度な専門性を修得させることを目的とする。この講義の中で得た知識や技法を基に,保育に携わる者として,理論に支えられた実践的職能の更なる形成が期待される。 |
履修上の注意 [Notes] |
学生の発表が授業の主体となるので,積極的な態度でのぞむこと |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
第1回オリエンテーション 第2回カリキュラム研究の諸相 第3回就学前教育カリキュラムの多様性と責任制①(幼児教育論の諸相) 第4回就学前教育カリキュラムの多様性と責任制②(アメリカにおけるエイジェント?カリキュラム) 第5回倉橋惣三と児童中心主義①(「幼稚園真諦」第一編前半) 第6回倉橋惣三と児童中心主義②(「幼稚園真諦」第一編後半) 第7回倉橋惣三と児童中心主義③(「幼稚園真諦」第二編) 第8回倉橋惣三と児童中心主義④(「幼稚園真諦」第三編) 第9回保育目標分析からみたイデオロギー構造①(分析の目的と方法) 第10回保育目標分析からみたイデオロギー構造②(分析事例) 第11回指導計画のフォームとイデオロギー①(指導計画の枠組みと概念) 第12回指導計画のフォームとイデオロギー②(指導計画フォームの開発) 第13回 カリキュラム開発の方策 第14回カリキュラム開発の視座 第15回まとめ |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
期末レポート(60%)?課題レポート発表(30%)?授業態度(10%)を総合的に評価 |
教科書 [Textbook] |
教科書:なし 参考書:田中亨胤「幼児教育カリキュラムの研究」日本教育センター,倉橋惣三「幼稚園真諦」フレーベル館 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
参考書等を用い,事前?事後の学習につとめること |
開講年度 [Year of the course] |
26 |