授業科目名(和文) [Course] |
ビジュアルデザイン領域演習Ⅰ |
授業科目名(英文) [Course] |
Professional Practice in Visual Design Ⅰ |
学部(研究科) [Faculty] |
デザイン学部 |
学科(専攻) [Department] |
造形デザイン学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○北山 由紀雄 自室番号(3506)、電子メール(ktym**dgn.oka-pu.ac.jp) 関﨑 哲 自室番号(5223)、電子メール(sekizaki**dgn.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
造形デザイン学科2年次生(平成25年度以降入学生) |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
単写真作品?組写真作品(写真集)の制作を通じ、コミュニケーションにおけるナラティブ(物語)の有用性と、その象徴的表現としてある写真の機能を理解すると共に、デジタル写真の基礎的画像処理技術(RAWデータの活用)とその特性であるレイヤー効果について習得し、明確な意図を以て、それを伝達するための写真表現基礎能力を身につける。 また、様々なメディアによってもたらされる情報を素材として、表現意図(テーマ)が明確なビジュアル作品を制作する。併せて、制作した作品の表現意図?技法などを解説したプレゼンパネルの制作も行う。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1.写真を効果的に活用した作品制作の手法について習得する。 2.RAWデータの基礎的処理技術及び画像処理ソフトにおけるレイヤー操作基礎について習得する。 3.DTPの基礎を習得する。 4.自身が設定した課題のもと、表現意図(テーマ)が明確な作品を制作する。 5.表現を”乗せていくメディア”と”乗せるための技法”についての知識と技術を習得する。 |
履修上の注意 [Notes] |
ビジュアルデザイン論 Ⅰ と共に履修する事。 ベーシックフォト(1年次)の単位修得を前提に授業を進める。 事前配布された資料を基に、各自で予習を進め、授業当日の実施内容について理解した上で授業に臨む事。(北山担当分) |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1.作品テーマについて考える [北山] 2.RAWデータの処理 [北山] 3.画像処理基礎1(調整レイヤーやマスクの活用) [北山] 4.画像処理基礎2(被写界深度のコントロール) [北山] 5.写真集の作成1(レイアウトマップ) [北山] 6.写真集の制作2(各ページレイアウト) [北山] 7.写真集の制作3(仕上げと出力) [北山] 8.課題作品のプレゼンテーション [北山] 9.作品テーマについて考える [関崎] 10.試作A-1:テーマと表現媒体?手法のマッチングの検討 [関崎] 11.試作A-2:試作Aプレゼンと補作 [関崎] 12.作品のプレゼン手法(展示手法)について考える [関崎] 13.試作B-1:プレゼン手法と制作作品のマッチングの検討 [関崎] 14.試作B-1:試作Bプレゼンと補作 [関崎] 15.課題作品の制作?プレゼンパネルの制作 [関崎] |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
[北山担当分] (50%) 週課題30%(5%×6回)、写真集(組写真作品15枚以上)15%、プレゼンテーション5%にて評価する [関崎担当分] (50%) 課題作品及びプレゼンパネルにより評価する。 ?出席については全出席を前提とし、欠席は減点の対象とする ?北山担当分と関崎担当分を合算し、総合的に評価する ?期限を過ぎて提出された課題は、原則として評価対象としない |
教科書 [Textbook] |
教科書:使用しない(必要に応じプリントを配付する) 参考書:「Photoshopデザインラボ」、藤本圭著、ソフトバンククリエイティブ、「PHOTOSHOPレイヤーズ」、マット?クロスコウスキ著、ボーンデジタル(以上北山担当分) |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
写真家による、多くの写真集にふれ、それを鑑賞する習慣を身につけ、特に「複数の写真」で展開する多様な表現の方法を感得する事。また、ビジュアル表現作品についても普段から触れる機会を作るよう心掛ける事。 |
開講年度 [Year of the course] |
26 |
備考 | 評価については希望者に対し個別説明を行う。(北山) |