授業科目名(和文) [Course] |
グラフィックデザイン演習 |
授業科目名(英文) [Course] |
Seminar in Graphic Design |
学部(研究科) [Faculty] |
デザイン学部 |
学科(専攻) [Department] |
造形デザイン学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○吉原 直彦 自室番号(3606)、電子メール(yossie**dgn.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
3単位 |
対象学生 [Eligible students] |
造形デザイン学科2年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
前半6週は、図および図版のレイアウト演習を行う。既成の図およびテキストをエレメントとして、ねらいに適合した理想的なレイアウトの模倣および創作によるトレーニングを通じ、レイアウト感覚を身の内に引き込む。後半9週は、シンボル形態の制作およびレイアウトを念頭に、シルクスクリーン印刷による公募展のためのポスター制作を行う。以上を通じてねらいに適合する形のまとめ方、空間の取り方を会得し、視線誘導のノウハウを身につけることを目的とする。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1. レイアウト演習を通じて、ねらいに適合したレイアウトの要件が理解及び会得できる。 2. シンプルかつ的を射たシンボル形態の造形作法が理解でき、これを生かしたレイアウトデザインができる。 3. 視線誘導計画としてのレイアウトデザインの応用力を身につけることができる。 |
履修上の注意 [Notes] |
?前半では教員から提示された素材ないし自身で収集した素材をレイアウト演習(ペラ物およびページ物を対象)に用いる。原則コンピュータは使用せず、手作業におけるカット&ペーストが主体となるため、指示された用具?材料を準備のこと。 ?ポスター作品課題は公募展出品を想定しており、その場合グループワークとなるため、協調性を併せ養うこと。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1. レイアウトとは何か オリエンテーション(ねらい?レイアウト?視線誘導の関係性)および準備提示 2. レイアウトの不文律1. 秀作模倣演習(対比/バランス/リズム) 3. レイアウトの不文律2. 秀作模倣演習(タイポグラフィにおける、書体/サイズ/ジャンプ率) 4. レイアウトの不文律3. 秀作模倣演習(グリッドシステムにおける、マージン/モジュール活用) 5. 素材提示によるレイアウト創作演習1. ねらいの把握と計画(サムネイル) 6. 素材提示によるレイアウト創作演習2. カンプ制作 7. シンボル形態の造形技法トレーニング、およびポスター調査研究課題提示 8. ポスター調査研究課題発表、ファイル提出、チーム編成 9. ポスターのテーマ決定、およびキィワード抽出に基づくシンボル形態創案作業 10. シルクスクリーン印刷によるポスター制作(1)?サムネイル制作 11. シルクスクリーン印刷によるポスター制作(2)?カンプ制作 12. シルクスクリーン印刷によるポスター制作(3)?原稿制作及びフィルム製版 13. シルクスクリーン印刷によるポスター制作⑷?フィルム及び刷版製版 14. シルクスクリーン印刷によるポスター制作⑸?印刷 15. 講評及びまとめ |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
?レイアウト演習課題およびポスター作品 80% ?学習態度(出欠を含む) 20% 以上を総合評価する。 |
教科書 [Textbook] |
教科書:プリント配布 参考書:『レイアウトデザイン新100の法則』Beth Tondreau,BNN. 『レイアウト事典 Part.1』内田広由紀編,視覚デザイン研究所 『レイアウト事典 Part.2』内田広由紀編,視覚デザイン研究所 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
? レイアウトデザインスキルは秀作の観察と記録(インプット)、実験?研究的精神に基づく制作(アウトプット)及び他者評価の引き込みの循環なしには向上しない。そのためのインプット/アウトプットの活動を日頃から行うこと。 |
開講年度 [Year of the course] |
26 |
備考 | ?課題?作品未提出の場合,単位はこれを認めない。出席率が2/3以上でない場合,提出物は評価の対象とならない。 ?時間外の準備が作品の成否を決定するため、留意のこと。 |