| 授業科目名（和文） ［Course］ |
建築デザイン論 |
| 授業科目名（英文） ［Course］ |
Architectural Analysis |
| 学部（研究科） ［Faculty］ |
デザイン学部 |
| 学科（専攻） ［Department］ |
造形デザイン学科 |
| 担当教員（○：代表教員） [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○岩本 弘光 自室番号（3403）、電子メール（iwamoto**dgn.oka-pu.ac.jp） ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
| 単位数 ［Point(Credit)］ |
２単位 |
| 対象学生 ［Eligible students］ |
デザイン工学科２年次生 |
| 授業概略と目標 ［Course description and Objects］ |
建築は芸術やデザインの母体である。このため、18世紀以降のヨーロッパ社会では、イタリアなどの建築を学ぶ「グランド?ツアー」を通して、大学人としての教養を培った。本講義では、建築の基本構成要素に視座をすえて、建築空間の変遷や普遍的建築言語について理解をすすめ、芸術やデザインを俯瞰する。人類が培った世界の建築遺産を並置して、社会や宗教との関わり、変化するものとしないものなどについて考察を進め、事物を幅広く捉える視野を培う |
| 到達目標 ［Learning Goal］ |
1．普遍的建築言語について理解する 2．世界の建築遺産を同時に俯瞰できる素養を身につける 3．建築の部分から全体を考察する |
| 履修上の注意 ［Notes］ |
講義終了時に小レポートを課すので、講義は必ず出席すること。 |
| 授業計画とスケジュール ［Course schedule］ |
1．イントロダクション：建築とは何か 2．吉備津神社を巡って 3．柱－１ 世界軸としての柱 4．柱－２ 柱と建築の関係 5．柱－３ 「支える」ことの根源的意味 6．円－１ 宇宙の秩序と円 7．円－２ 円の自立性と審美性 8．床－１ 場の制御と統辞 9．床－２ 建築領域の発生 10．光－１ 美の源泉としての光 11．光－２ タテの光、ヨコの光 12．光－３ 太陽の文化、月の文化 13．壁－１ 建築領域の規定 14．壁－２ ステレオトミックとテクトニック 15．シェルター 内部空間の発生 |
| 成績評価方法と基準 ［Grading policy (Evaluation)］ |
成果物80％、学習態度?出席を20％を目安として評価する。 |
| 教科書 ［Textbook］ |
教科書：適宜プリントを配布する。 参考書：ヴィジュアル版建築入門５「建築の言語」ヴィジュアル版建築入門編集委員会編／彰国社 17歳のための世界と日本の見方 松岡正剛／春秋社 |
| 自主学習ガイド及び キーワード ［Self learning］ |
建築書籍や建築専門雑誌に親しみ、国内ばかりでなく海外の建築を積極的に訪問して、自ら建築的素養を滋養する。建築に限らず、芸術、デザイン全般に関する展覧会やシンポジウム、講演会などに参加すること。 |
| 開講年度 ［Year of the course］ |
26 |
| 備考 | 特になし |