授業科目名(和文) [Course] |
システム設計実験Ⅰ |
授業科目名(英文) [Course] |
Systems Engineering Experiment I |
学部(研究科) [Faculty] |
情報工学部 |
学科(専攻) [Department] |
スポーツシステム工学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○松井 俊樹 自室番号(2909)、電子メール(matsui**ss.oka-pu.ac.jp) 大田 慎一郎 自室番号(2605)、電子メール(ota**ss.oka-pu.ac.jp) 島﨑 康弘 自室番号(2205)、電子メール(shimazaki**ss.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
1単位 |
対象学生 [Eligible students] |
3年次生(平成23年度以降入学生) |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
人間の動きを計測する上で最も重要なことは,計測によって人間の動きが制約されないようにすることであり,この場合,「組み込みシステム」と呼ばれる簡素なコンピュータシステムの利用が有効である.そこで本講義では,組み込みシステムであるSHマイコンシステムを製作し,このシステムの運用に必要なプログラムを構築し簡単な計測システムを完成させる.まず,各種素子をはんだ付けすることから始め,次にデジタル入出力や液晶画面(LCD)への文字表示など簡単な入出力制御,実時間制御や計測に必要なタイマ機能などについて学び,実際にプログラミングを行う.最後に,これらを応用した計測システムを自身で構築し,各種実験を行う. |
到達目標 [Learning Goal] |
1. 与えられた課題に対し,解決方法を立案して問題を解決する能力を体得する, 2. 問題点や解決方法を,論理的に説明する能力を体得する. 3. 実践的なプログラミング能力を高める. 4. 組み込みシステムの基礎を理解する. |
履修上の注意 [Notes] |
多くの実践的なプログラミングを行うため「プログラミング言語」,「システム工学演習I,II」の内容を理解していることを前提としている. |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1. 組み込みシステムの基礎 2. SHマイコンボードとマザーボードの製作 3. 実験用回路の製作 4. デジタル入出力(Digital Input Output) 5. LCD画面への表示 6. CMT (Compare Match Timer) 7. AD/DA変換 8. 割込み 9. SCI(Serial Communication Interface)によるマイコン-PC間通信 10. PWM(Pulse Width Modulation)によるサーボモータ制御 11. 簡易ストップウォッチの構築 12. 3軸加速度センサを用いた入出力制御実験 13. 冷却ファンを用いた熱源の温度制御実験 14. 視覚刺激に対する反応時間計測実験 15. 総括レポート |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
実験中に指示する課題やレポート(70%),および学習態度(30%)で評価する.課題では与えられた動作要求を満たすことができているか,レポートでは内容の正確さと論理的に主張できているかを判断基準とする.学習態度については,授業内での発言や取り組み姿勢等を判断基準とする. |
教科書 [Textbook] |
教科書:資料等を配布する. 参考書:必要に応じて紹介する. |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
「プログラミング言語」,「システム工学演習I,II」の内容を復習しておくこと. |
開講年度 [Year of the course] |
25 |