授業科目名(和文) [Course] |
情報通信工学実験ⅢA |
授業科目名(英文) [Course] |
Information and Communication Engineering Experiment IIIA |
学部(研究科) [Faculty] |
情報工学部 |
学科(専攻) [Department] |
情報通信工学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○若林 秀昭 自室番号(2508)、電子メール(waka**c.oka-pu.ac.jp) 荒井 剛 自室番号(2518)、電子メール(tarai**c.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
1単位 |
対象学生 [Eligible students] |
3年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
情報通信工学の講義内容に対する理解を深めるために,情報通信を実現するためのハードウェアおよびソフトウェアに関する基礎的な実験を行い,アナログ通信及びデジタル通信の原理について理解を深める.通信方式,IP ネットワーク,信号処理,論理回路等の実験を行い,基礎的な実験技術および科学的な思考方法を体得する. |
到達目標 [Learning Goal] |
下記の項目を到達目標とする. 1. 基礎的な通信方式に関する知識の修得 2. ネットワーク技術に関する知識の修得 3. 信号処理に関する知識の修得 4. 論理回路に関する知識の修得 |
履修上の注意 [Notes] |
履修の要件:「通信方式」,「情報ネットワーク」,「信号処理」,「符号理論」,「論理回路」に関する基礎知識を必要とする.また,情報通信工学実験IA,IB,IIA,IIBで課されたレベルの問題解決能力を前提とする. その他:全回出席および全レポートの提出が必須である.原則として,遅刻?欠席は認めない.受講希望者は第1回目のガイダンスに必ず出席すること. |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
下記のスケジュールに従って,実験を行う. 【1】ガイダンス 実験テーマの概要,履修上の注意,班分け,スケジュールの説明,実験テキストの配布等を行う. 【2】通信実験 次の4テーマの中から指定された2テーマを実施する. 「変復調実験」 測定機器の使用方法を学習すると共に,振幅変調,周波数変調の時間波形と周波数スペクトルを測定し,時間波形と周波数領域での成分は相互関係にあることを理解する. 「ネットワーク実験」 IPネットワークに使われている技術は階層化されたプロトコル構造になっていることを理解し,実際に使われているネットワーク機器を用いて,ネットワークの設計方法を習得する. 「信号処理実験」 DSPプログラミングによる音声信号処理,FIRフィルタの設計および周波数特性の測定を行うことで,デジタル信号処理に関する概念および基礎事項を習得する. 「論理回路実験」 デジタル回路に適用される誤り訂正符号について,簡単な符号化回路及び復号回路を設計すると共に,実際に製作し,動作確認を行うことにより,誤り訂正及び論理回路の概念を習得する. |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
全回出席,全レポート提出を成績評価の前提とする.実験に取り組む姿勢,実験の達成度,レポートの完成度により,総合的に成績を評価する. |
教科書 [Textbook] |
教科書:プリントを使用する. 参考書:必要に応じてテキスト中に記述,または実験中に指示する. |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
第1回目のガイダンス時に実験テキストを配付し,実験テーマの概要を説明するので,第2回目以降の各テーマの実験日までにテキストを熟読し,実験内容を確認すること.関連する科目の内容を復習し,必要な基礎知識を準備しておくことが望ましい. |
開講年度 [Year of the course] |
25 |