授業科目名(和文) [Course] |
通信方式Ⅰ |
授業科目名(英文) [Course] |
Communication Systems I |
学部(研究科) [Faculty] |
情報工学部 |
学科(専攻) [Department] |
情報通信工学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○岸原 充佳 自室番号(2409)、電子メール(kisihara**c.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
3年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
通信工学全般に対するイメージを概観し、電子工学や情報工学とのつながりについてまず理解する。併行して学ぶ解析学、線形代数学、フーリエ変換などから通信工学を理解する上で最小限必要な部分を数学的な厳密さにとらわれず工学的見地から理解し、通信系を通して伝送される情報信号の数学的表現法と取扱い法について学ぶ。この情報信号の数学的表現法に基づいて最も基礎的な部分であるアナログ変復調理論についての理解を深める。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1.科学技術の進展によっても普遍である基礎的?原理的な部分と、技術動向に柔軟に対応して学習すべき部分との見極めをつける素養を身につける。 2.フーリエ変換を数学的道具として用いることによる信号の時間軸表現とスペクトル表現の違いを理解する。 3.シャノンの標本化定理を完全に理解する。 4.アナログ変調の基本的概念と数学的記述法を理解する。 |
履修上の注意 [Notes] |
「フーリエ解析」で習得すべき時間と周波数の概念を必要とする。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1.情報化社会の進展と通信方式 2.信号の数学的表現 3.フーリエ級数とフーリエ変換(1) 4.フーリエ級数とフーリエ変換(2) 5.フーリエ解析とスペクトル表現 6.信号処理と標本化定理 7.時間平均と集合平均 8.不規則信号の取扱い 9.電力スペクトルと自己相関関数 10.変復調理論の概説 11.振幅変調方式 12.角度変調方式 13.アナログパルス変調方式 14.多重通信の原理 15.総復習と演習問題の解説 |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
授業科目の目標が達成されているかどうかをレポート,期末試験,学習態度により総合的に評価する。評点の配分は,期末試験60%,レポート30%,出席?学習態度10%とする。 |
教科書 [Textbook] |
教科書: 使用しない(プリント配布) 参考書: 「通信方式」平松啓二、コロナ社 「情報通信工学」寺田浩詔他、オーム社 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
講義ノートをプリント配布するので、紙と鉛筆で数式の誘導を自分で確かめる必要がある。 |
開講年度 [Year of the course] |
25 |