授業科目名(和文) [Course] |
児童保健福祉特論Ⅰ |
授業科目名(英文) [Course] |
Child Health and Welfare Ⅰ |
学部(研究科) [Faculty] |
保健福祉学研究科 |
学科(専攻) [Department] |
保健福祉学専攻 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○佐藤 和順 自室番号(5217)、電子メール(wajun**fhw.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
保健福祉学専攻1?2年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
男女共同参画社会構築に関わるジェンダー概念の理解とこれまでの教育?保育とジェンダーに係る先行研究の整理を行う。その上で,男女共同参画社会構築のための保育のあり方を検討する。 |
到達目標 [Learning Goal] |
?男女共同参画社会構築のための保育 現代日本の学校教育をジェンダーの観点から概観すると,その後何年にもわたって続くことになる学校教育の入り口にあたる幼稚園?保育所におけるジェンダーと教育?保育の関係性の研究は,セクシズム解消の観点からも意味を有すると思われる。本講義では,男女共同参画社会形成のために,幼児教育?保育段階において保育者にはどのようなジェンダー理解が必要であり,具体的な保育方法にはどのような配慮が必要であるのかを検討する。 |
履修上の注意 [Notes] |
学生の発表が授業の主体となるので,積極的な態度でのぞむこと |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
第1回オリエンテーション 第2回ジェンダー?パースペクティブと教育研究の接点①(ジェンダーと教育研究の接点) 第3回ジェンダー?パースペクティブと教育研究の接点②(フェミニズム教育学) 第4回幼児期におけるジェンダー形成と子ども文化①(環境要因) 第5回幼児期におけるジェンダー形成と子ども文化②(集団の作用) 第6回幼児期におけるジェンダー形成と子ども文化③(子どもと保育者の相互作用) 第7回保育者のワーク?ライフ?バランス①(保育者の現状) 第8回保育者のワーク?ライフ?バランス②(保育者にとってのWLB) 第9回保育者のワーク?ライフ?バランス③(WLB実現のための施策) 第10回教育達成のジェンダー構造 第11回良妻賢母思想と公教育体制 第12回母性神話と3歳児神話 第13回男女共同参画と保育再考①(事例研究と課題抽出) 第14回男女共同参画と保育再考②(ジェンダー?センシティブの重要性) 第15回まとめ |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
期末レポート(60%)?課題レポート発表(30%)?授業態度(10%)を総合的に評価 |
教科書 [Textbook] |
教科書:なし 参考書:木村涼子編「ジェンダーと研究」日本図書センター |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
参考書等を用い,事前?事後の学習につとめること |
開講年度 [Year of the course] |
25 |