授業科目名(和文) [Course] |
人権論 |
授業科目名(英文) [Course] |
Human Rights Theory |
学部(研究科) [Faculty] |
保健福祉学部 |
学科(専攻) [Department] |
保健福祉学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○村社 卓 自室番号(6604)、電子メール(murakoso**fhw.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
保健福祉学科 1年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
人権とは人間がただ人間であるという理由だけで当然にもっている権利である。社会福祉は人権擁護の取り組みとして人類の幸福と平和の実現に多大な貢献をしてきた。本講義では,1年次生を対象として,人権擁護を含む社会福祉における権利擁護について,思想?理念?価値を中心に検討を行なう。また,本講義ではエンパワメント実践を取り上げ,実際に権利擁護の課題に社会福祉専門職としてどのように対応していくのかについての検討も行なうものである。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1.現代における人権問題について理解する。 2.人権尊重,権利擁護,自立支援等の観点を踏まえた社会福祉サービス及び援助活動について理解する。 3.エンパワメント実践の理論と実際について理解する。 |
履修上の注意 [Notes] |
講義は,保健福祉学科の1年次生を対象として,身近な事例の使用,グループ討論の導入等,参加しやすい内容で行う。事前に教科書および紹介した参考書の該当部分については丁寧に読んでおくこと。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1. オリエンテーション 2.人権とは何か 3.現代の人権(1):労働と人権 4.現代の人権(2):環境と人権 5.現代の人権(3):医療と人権 6.現代の人権(4):子どもの人権 7.現代の人権(5):女性の人権 8.現代の人権(6):消費者の人権 9.まとめ 10.権利擁護をめぐる社会福祉の諸政策 11.権利擁護の思想(1):エンパワメント 12.権利擁護の思想(2):ストレングス視点 13.権利擁護とソーシャルワーク(1) 14.権利擁護とソーシャルワーク(2) 15.まとめ |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
成績評価は,「学習態度」「レポート課題点」「試験点」の総合による。 評点の配分は,学習態度(30%),レポート課題点(30%),試験点(40%)である。なお,出席率2/3以上が期末試験の受験資格である。 |
教科書 [Textbook] |
教科書:川人博編著(2009)『テキストブック 現代の人権(第4版)』日本評論社。 参考書:講義中随時紹介する。 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
予習復習を欠かさないこと。その他,社会福祉援助技術?活動(ソーシャルワーク)の共通基盤となる「価値,知識,技術」について,『日本社会福祉士会倫理綱領』等を活用して積極的に学習すること。 |
開講年度 [Year of the course] |
25 |
備考 | 特になし。 |