授業科目名(和文) [Course] |
聴覚言語機能と障害 |
授業科目名(英文) [Course] |
Speech-Language-Hearing Disorders |
学部(研究科) [Faculty] |
保健福祉学部 |
学科(専攻) [Department] |
保健福祉学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○中村 光 自室番号(6508)、電子メール(hikaru**fhw.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
2 |
対象学生 [Eligible students] |
保健福祉学科 2年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
言語は聴覚-音声系に基礎をおいて発達し、コミュニケーションにおける最高の道具であると同時に、思考の道具であり、行動を規定する役割をもつ。本講義では、聴覚?言語に関わる人体器官の構造と機能、発達と老化、その障害と障害に対する介入?支援について解説する。また、コミュニケーションの問題を示す類縁の障害である高次脳機能障害および認知症についても解説する。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1.人の聴覚機能、言語機能、認知機能の概要について理解する。 2.その発達と老化の概要について理解する。 3.聴覚機能、言語機能、認知機能の障害および障害をもった人について理解する。 4.それら障害?障害者に対する介入?支援の方法について理解する。 |
履修上の注意 [Notes] |
積極的な授業参加を望む。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1.イントロダクション 2.聴覚器官の構造と機能 3.発声発語器官の構造と機能 4.大脳の構造と機能 5.聴覚の発達と老化 6.言語の発達と老化 7.聴覚障害の評価と介入(1) 8.聴覚障害の評価と介入(2) 9.言語障害の評価と介入(1):言語発達障害 10.言語障害の評価と介入(2):音声障害、構音障害 11.言語障害の評価と介入(3):構音障害、吃音 12.言語障害の評価と介入(4):失語症 13.認知機能の概要と障害 14.認知障害の評価と介入(1):高次脳機能障害 15.認知障害の評価と会入(2):認知症 |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
授業科目の到達目標に対する到達度合いを期末試験によって評価する(第16回目に実施する)。学習態度が不良な場合は減点対象となる。出席率は学習態度に反映する。 |
教科書 [Textbook] |
教科書:A4プリントを適宜配布する。 参考書: ?入門ことばの学科(GA ミラー著、誠信書房) ?聴覚?言語障害者とコミュニケーション(一番ケ瀬康子監修、一橋出版) ?絵でわかる言語障害(毛束真知子著、学研) ?高次脳機能障害支援コーディネートマニュアル(高次脳機能障害支援コーディネート研究会著、中央法規) ?臨床認知症学入門(博野信次、金芳堂) |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
?上記以外の参考文献は授業中に随時紹介するので積極的に参照するとよい。 ?本講義で扱う障害は「外から見えない」障害であるので、ことばや慣習の異なる外国での生活を考えるなどしながら、想像力を働かせて理解するように努めるとよい。 |
開講年度 [Year of the course] |
25 |