授業科目名(和文) [Course] |
臨床栄養学Ⅱ |
授業科目名(英文) [Course] |
Clinical Nutrition Ⅱ |
学部(研究科) [Faculty] |
保健福祉学部 |
学科(専攻) [Department] |
栄養学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○福島 光夫 自室番号(6202)、電子メール(fukushima**fhw.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
栄養学科 4年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
科学的エビデンスを基礎とした臨床栄養学のありかたを学習する。予防、治療などに栄養学的知見や介入が有効と考えられる疾患の概略を理解する。最新の無作為前向き調査研究などを取り上げ、臨床栄養学の客観的エビデンスの生成過程と、その信頼性の検証方法を理解する。臨床栄養学の知識を自ら整理し、その科学性を批判的に評価する技術、および知識を正確に伝達する技術を学ぶ。 |
到達目標 [Learning Goal] |
最新の臨床栄養学の問題点と現在の視点を学習する。将来にわたり新しい知識を継続的に自ら学習する能力を身につける。英語論文の読解力を身につける。疫学的思考方法、方法論を理解する。 |
履修上の注意 [Notes] |
講義の理解には「栄養学のための解剖生理学」、「内科学」の知識と理解が必須である |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
最新の臨床栄養学関連英語論文を小グループに分かれて読解、発表する。論文テーマを理解するために必要な疾患概念の整理、研究の背景、研究方法と結果、栄養学的介入の可能性と限界などについて学習する。発表レポートを提出する。 1. オリエンテーション、臨床栄養学総論 2. 糖尿病のエビデンス 3. 食事脂肪と冠疾患 4. カルシウム、ビタミンD投与と骨粗鬆症 5. 冠疾患と食事、ライフスタイル 6. 食品中の脂肪酸と血中コレステロール 7. 遺伝子組み替え食品と食物アレルギー 8. 食事と高血圧 9. 糖尿病と食事療法:アメリカ糖尿病学会の勧告 10. ライフスタイルと2型糖尿病の発症予防 11. 蛋白制限、血圧コントロールと腎障害の進展 12. 食事、ライフスタイルと虚血性冠疾患 13. 食物繊維と大腸腺腫、大腸癌 14. 栄養学と疾患の予防、治療 15. 総括 |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
発表内容、レポート内容、授業参加度、ディスカッションへの参加度、および出席状況により総合的に評価する。 |
教科書 [Textbook] |
英語論文および受講者が準備する発表用原稿を用いる。 教科書:指定しない 参考書:ネッター解剖学(丸善)、内科学(文光堂)、 ジョスリン糖尿病学(医学書院)、ポケット版 糖尿病と歯科医療(DENTAL DIAMOND社)、 そのほか図書館の解剖学、生理学、臨床栄養学、内科学の教科書 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
講義日までに、これまでに学習してきた臨床栄養学等の関連知識を予習する。 発表用資料を作成し、わかりやすく説明できるようにする。 |
開講年度 [Year of the course] |
25 |
備考 | 特になし |
資格等に関する事項 | 特になし |