授業科目名(和文) [Course] |
スポーツ心理学 |
授業科目名(英文) [Course] |
Sports Psychology |
学部(研究科) [Faculty] |
情報工学部 |
学科(専攻) [Department] |
スポーツシステム工学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○後藤 清志 自室番号(5114)、電子メール(gotoh**ss.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
2年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
スポ-ツの心理的効果や心理的要因がスポ-ツのパフォ-マンスに及ぼす影響など、スポ-ツの心理的テ-マを広くシステマティックに取り上げ解説する。古くから「心」の問題は人間の主要なテ-マとして宗教などで取り上げてきたが、近代に入り心理学が発生するに及んで、心の問題は科学としての地位を確立し急速に発展した。スポ-ツにおいても古くから「心技体」と称されるように、心と体の調和が高いパフォ-マンスを成立させるという考えがあった。1960年代以降スポ-ツ心理学が発生すると共に近年ではより明確に心と体の有機的統一の重要性が明らかにされてきている。本講義ではスポ-ツをするに際していかなる心理状態を保持することが重要か、またより高いパフォ-マンスを発揮するためにはいかなる心理的準備が必要かについて、世界のトップレベルの選手事例を引きながら解説すると共に、様々なスポ-ツ場面や指導場面において、スポ-ツ心理学が具体的にどのように応用されていくかについて学習する。 |
到達目標 [Learning Goal] |
上記の学習をすることにより情報系の新しいスポ-ツコ-チング法及びスポ-ツプログラムに役立てる能力及び知識の習得。 |
履修上の注意 [Notes] |
スポ-ツ活動に直結した習慣を身につけておくこと。日々のスポ-ツ実践があることが望ましい。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1. スポ-ツ、体育、運動の心理学的な関係及び心身相関 2. スポ-ツ心理学とは 3. スポ-ツの心理的効果 4. スポ-ツと発達段階別心理的特徴 5. 人間理解と人間形成としてのスポ-ツ 6. スポ-ツに対する心理的適応 7. スポ-ツとパ-ソナリティ- 8. 運動学習と指導の心理 9. スポ-ツの競技心理的特徴(心理的競技能力) 10. メンタルトレ-ニングとは 11. メンタルトレ-ニングのしかた 12. スポ-ツ?体育に対する動機 13. スポ-ツ技能とイメ-ジ 14. スポ-ツバ-ンアウトとメンタルクライシスに対する対処 15. スポ-ツと集団 |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
学習効果及び途中で提出するレポート類(学習到達目標に関する出題)を含む定期試験70%,学習態度30%である。なお,出席率が2/3以上を,期末試験等で総合評価とする。 |
教科書 [Textbook] |
教科書:プリント(資料)、VTR、プレゼンテ-ション等 参考書:プリント(資料)、VTR、プレゼンテ-ション等 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
人間はスポ-ツを通して心理的にどう変化するなどに関心を寄せ、様々な場面を想定し日頃から人間の心理面について観察すること。さらに、スポ-ツ実践からスポ-ツパフォ-マンスに効果を与える心理的構えや方法を学習すること。 |
開講年度 [Year of the course] |
24 |
備考 | スポ-ツ活動や実践経験を基礎とした、様々なスポ-ツ場面を把握すること。 |