授業科目名(和文) [Course] |
工業材料 |
授業科目名(英文) [Course] |
Industrial Materials |
学部(研究科) [Faculty] |
情報工学部 |
学科(専攻) [Department] |
情報システム工学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○福田 忠生 自室番号(2105)、電子メール(fukuta**cse.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
2年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
現代社会で利用される工業製品の機能を支配する重要な要素として「材料」がある.本講義では,鉄鋼および非鉄金属材料を中心に,材料に関する基礎事項ならびに各種材料(鉄鋼材料,非鉄金属材料,セラミックス,高分子材料や半導体材料)の各論について講述する.さらに,計算機シミュレーションによる材料物性の解析や予測の有用性について触れるとともに,環境問題を考慮した材料の今後のありかたについても述べる. |
到達目標 [Learning Goal] |
1. 材料の構造?組織に関する基礎知識の修得 2. 材料の構造?組織と機能の関係に関する知識の修得 3. 工業材料の応用法の修得 4. 材料と環境との関係に関する知識の修得 |
履修上の注意 [Notes] |
「材料力学Ⅰ」を履修していることが望ましい. |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1. 工業材料について 2. 原子の構造と結合 3. 簡単な結晶学 4. 金属の結晶構造,格子欠陥 5. 合金の種類 6. 平衡状態図 7. 二元平衡状態図 8. 結晶内原子の拡散 9. 材料のマクロ強度とミクロ強度,結晶のすべり 10. 簡単な転位論,材料の強化法 11. 鉄鋼材料1(製造プロセス,製品と用途) 12. 鉄鋼材料2(平衡状態図,等温変態線図,連続冷却変態線図),非鉄金属材料 13. セラミック材料,高分子材料,半導体材料 14. 各種材料試験法の概略 15. 材料の今後のあり方,総論 |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
授業での到達目標が達成されたか否かをレポート,小テスト(随時実施)および第16回目に実施する期末試験の成績によって評価する.評点の配分は,レポート?小テスト20%,期末試験70%,学習態度10%である. なお,CMD体育_cmd体育平台@では,出席率が2/3以上を期末試験の受験資格と定めている. |
教科書 [Textbook] |
教科書:「機械材料工学」,野口徹?中村孝 共著,工学図書株式会社 参考書:必要に応じて紹介する |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
講義終了時に次回の内容を指示するので,教科書の該当箇所を熟読しておくこと. 教科書,ノート,講義内容を整理した配布プリントを併用した復習を行うことで,わからない箇所を次回の講義に持ち越さないようにすること. |
開講年度 [Year of the course] |
24 |
備考 | 特になし. |
資格等に関する事項 | 特になし. |