授業科目名(和文) [Course] |
公衆栄養学実習Ⅱ |
授業科目名(英文) [Course] |
Public Health Nutrition Practice Ⅱ |
学部(研究科) [Faculty] |
保健福祉学部 |
学科(専攻) [Department] |
栄養学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○久保田 恵 自室番号(6103)、電子メール(mkubota**fhw.oka-pu.ac.jp) 中田 和江 自室番号(6221)、電子メール(nakata**fhw.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
1単位 |
対象学生 [Eligible students] |
栄養学科 3年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
地域における公衆栄養活動の実際について、1週間の学外実習により学ぶ。 倉敷保健所における2日間の集中講義、及び保健所または市町村での3日間の臨地実習を行う。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1. 集中講義では、地域保健医療圏を担当する保健所の果たす役割と機能について理解する。 2. 3日間の保健所、あるいは5日間の市町村における臨地実習では、課題発見や解決を通して公衆栄養活動マネジメントに必要とされる専門的知識と技術の実際を学ぶ。 |
履修上の注意 [Notes] |
1. 公衆栄養学実習I(地域栄養学実習I)、公衆栄養学II(地域栄養活動論)を履修済みであること。 2. グループ分け、担当教員とのグループミーティング後に実習先を訪問し、課題や準備について実習先の管理栄養士の指示を仰ぎ万全の準備を行うこと。実習先によっては宿泊が必要になる場合があるので、事前に宿泊や交通の便についても調べて準備しておくこと。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1. 保健所における、保健所業務全般についての集中講義(実習先が保健所の場合のみ) 2. 各実習保健所、市町村において作成された実習計画に従った臨地実習 【実習内容:保健所の例】 1. 地域の実態把握 2. 地域の実態把握に基づく分析(地区診断)(1)~(3) 3. 地域の実態把握に基づく分析(栄養調査等)(1)~(3) 4. 地域の実態把握に基づく事業計画(1)~(3) 5. 地域の実態把握に基づく施策化(「健康日本21」地方計画策定、食育推進計画策定等)(1)~(3) 6. 事業評価 (事業の実施結果の評価を行い、次の計画?事業に反映させる)(1)~(3) 7. 専門的栄養指導、食生活支援 (難病患者、身体障害者等の自立やQOL向上のための食生活支援) 8. 食環境整備 例:特定給食施設への栄養管理指導(個別?集団?研修会等) (1)(2) 9. 食に関する情報の整備(外食?加工済み食品の栄養成分表示の推進と消費者への普及啓発)(1)(2) 10. 市町村に対する栄養改善事業支援と連絡調整 11. 人材育成?活用(食生活改善推進員リーダーの育成、地域活動栄養士等専門職種を対象とした研修会) 12. 地区組織育成 (食生活改善運動を推進団体、栄養士等専門職の会等地区組織の育成と支援)(1)(2) 13. 連携体制づくり(学校保健、産業保健、医療?福祉?農政?環境行政、関係機関?団体との連携) 【実習内容:市町村の例】 1. 市町村の実態把握に基づく分析(地区診断?栄養調査等)(1)~(3) 2. 市町村の実態把握に基づく事業計画(1)~(3) 3. 市町村の実態に基づく施策化(「健康日本21」地方計画策定、食育推進計画策定等)(1)~(3) 4. 市町村の公衆栄養改善事業における事業評価(事業の実施結果の評価、次の計画?事業立案)(1)~(3) 5. 住民に対する一般的健康教育、栄養相談〔この中で1つ教室を担当するケースが多い〕 母子(母親及び家族に対する栄養指導及び保育所との連携)(1)~(8) 学童期?思春期(学校との連携)(1)~(8) 成人(健診事後指導、各種健康教室、個別健康教育)(1)~(8) 高齢者(認知症?寝たきり予防、リハビリ教室等)(1)~(8) 6. 地区組織の育成?支援(食生活改善推進員団体等)(1)~(3) 7. 関係機関および団体との連携、その他(1)~(3) 8. 健康づくり?栄養関連情報等の収集と住民への提供 9. 啓発事業(健康まつり等) |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
実習先からの評価表(実習態度、到達度)、出席状況、実習レポート(期限:12/22 17:00)を総合して評価する。 |
教科書 [Textbook] |
実習ノート:実習ノート(CMD体育_cmd体育平台@ 保健福祉学部 栄養学科作成) テキスト:公衆栄養学実習テキスト(公衆栄養学実習Iでも使用) 参考書:実習先の指導栄養士と実習内容について相談のうえ、必要となる参考書、資料を持参する |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
事前のグループオリエンテーションで指示する。 |
開講年度 [Year of the course] |
24 |
備考 | 補習が無いため、普段から健康状態に気をつけ欠席しないようにすること。 |