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授業科目名(和文)
[Course]
調理学
授業科目名(英文)
[Course]
Cooking
学部(研究科)
[Faculty]
保健福祉学部
学科(専攻)
[Department]
栄養学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○山下 広美  自室番号(6201)、電子メール(yamashit**fhw.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2単位
対象学生
[Eligible students]
栄養学科 2年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
短期間で調理の技術、コツを会得するためには、食品の調理性を知り、調理操作を科学的に解明し理解する必要がある。また、調理においては「おいしさ」の追求も重要である。食品の調理性、調理操作を科学的に解説するのみでなく、献立論、調味論、供食論にも言及し、食生活の指導に役立つ理論を提供する。
到達目標
[Learning Goal]
1. 調理の科学と理論を理解する。
2. 嗜好性を加味した食事設計ができる応用力を養う。
履修上の注意
[Notes]
?講義に出席する前に教科書を読んでおくこと。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. 調理学の概要:①調理の意義と調理学の範囲、②調理の文化(歴史)③料理様式、食卓構成、食器?食具、第2章 食事計画論(食事設計の基礎知識):①食事の意義と役割、②日本食品標準成分表の理解と活用、③献立作成と栄養
2. 第3章 食物の嗜好性とその評価:①おいしさに関与する要因、②味と調味料、③においと香草?香辛料、④テクスチャーとレオロジー、⑤おいしさの評価
3. 第4章 非加熱調理操作と調理器具:①計測?計量、②洗浄、③浸漬、④切断?成形、⑤粉砕?磨砕、⑥混合?撹拌、⑦圧搾?濾過、⑧冷却?冷凍?解凍
4. 第5章 加熱調理操作と調理器具:①エネルギー源と加熱用機器、②加熱調理器具(鍋類)、③加熱操作の分類と伝熱方法、④湿式加熱(茹でる、煮る、炊く、蒸す)、⑤乾式加熱(焼く、炒める、揚げる)、⑥誘電誘導加熱(電子レンジ加熱、電磁調理器)、⑦新調理システム(真空調理、クックチル)、
5. 第6章 調理操作中の栄養成分の変化:①炭水化物、②タンパク質、③脂質、④無機質、⑤ビタミン
6. 第7章 植物性食品の調理特性:①米
7. ②小麦粉、③雑穀
8. ④いも類、⑤豆類、⑥種実類
9. ⑦野菜類?山菜類、⑧果実類、⑨藻類、⑩きのこ類
10. 第8章 動物性食品の調理特性:①食肉類、②魚介類
11. ③卵類、④牛乳?乳製品
12. 第9章 成分抽出素材食品の調理特性:①デンプン、②砂糖類、③油脂類
13. ④ゲル化材料、⑤分離たんぱく質
14. 第10章 嗜好飲料:①茶、②コーヒー、③ココア、④清涼飲料、⑤アルコール飲料
15. 第11章 これからの調理、食生活の行方
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
? 16回目に期末試験を実施する。
? 期末試験および出席状況により総合的に評価する。
教科書
[Textbook]
教科書:新?食物と栄養の科学シリーズ「調理学」渕上倫子編著、朝倉書店   
参考書:「新版 調理と理論」同文書院
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
?調理の特徴と調理器具、食品成分とその調理特性をノートにまとめて復習すること。
開講年度
[Year of the course]
24
備考 特になし