授業科目名(和文) [Course] |
食糧を考える |
授業科目名(英文) [Course] |
Current Issues in Food |
学部(研究科) [Faculty] |
全学教育 |
学科(専攻) [Department] |
科学技術と環境 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○岸本 妙子 自室番号(6203)、電子メール(tskishim**fhw.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
1単位 |
対象学生 [Eligible students] |
全学科(履修区分は各学科の定めによる) |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
人類は、農耕を開始し、栽培植物と家畜を作りだし、新しい食資源を導入し、バイオテクノロジーを飛躍的に発展させ、遺伝子組み換え食品すら登場させた。コメを主食とする日本では、輸入食料に過度に依存したまま、コメの自由化が実施された。このようにさまざまな形で環境に対して加害者となっている私たちが、食肉消費や南北問題等を通して、社会および環境との関わりから食糧について考える。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1. 食糧をエネルギーや栄養学的視点からだけでなく、社会及び環境との関わりからも考える力を養う。 2. 世界の中の日本、日本に住む一員として、自分の置かれている立場やあるべき食生活を考えることのできる能力を養う。 3. 食糧と環境問題に関わるさまざまな問題について、自分自身で考えたことをまとめる力を養う。 |
履修上の注意 [Notes] |
?講義を行っていく中で、1~2回の課題提出がある。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1. 序論――人類の食生活と文明の発達―― 2. 栽培植物と家畜 3. 地球上の食料資源 4. 日本の食料自給率低下の要因とコメの輸入自由化がもたらすもの 5. 日本のコメとダイズ 6. 食肉消費と南北問題 7. 南北問題と食料問題 8. 地産地消と食文化――個人としての私たちにできること―― |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
学習態度、提出された課題、期末試験により総合的に評価する。評点の配分は概ね学習態度20%、課題30%、期末試験50%である。なお、出席率が2/3以上を、期末試験の受験資格とする。 |
教科書 [Textbook] |
授業中にレジュメ?資料等を配布する。教科書は特に指定しない。参考書は、授業中に指示する。 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
食糧問題や南北問題を扱った新聞記事や雑誌に積極的に触れて、関心を持ち続けること。 |
開講年度 [Year of the course] |
24 |