授業科目名(和文) [Course] |
環境の科学 |
授業科目名(英文) [Course] |
Environmental Science |
学部(研究科) [Faculty] |
全学教育 |
学科(専攻) [Department] |
科学技術と環境 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○辻 英明 自室番号(6104)、電子メール(htsuji**fhw.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
全学科 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
人類が地球上に誕生して以来、その環境の下で、生態系の一部分として生存してきた。しかしながら、人口の爆発的な増加や人間の経済活動などが活発化によって、やがて地球環境に大きな影響を及ぼし、環境破壊をもたらすようになってきた。いま、人類の生存のために、人類の活動と地球環境への影響との関連性をよく理解して、環境の破壊を防ぐことが強く求められている。本講義では、環境破壊に関連する事象を化学の観点から取り上げ、地球環境の保全のためには、私たちは何をしたらよいのかについてヒントが得られるように講義を行う。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1.現在身の回りに生じている環境問題を化学的な切り口から理解すること。 2.環境を保全する立場から、個人でできること、社会全体で取り組む課題などについて認識を深めること 3.人間は環境の中の一部分であり、環境により生かされていることを理解すること。 |
履修上の注意 [Notes] |
? 授業には出席するとともに、新聞などマスコミで取り上げる環境問題に関心を持つこと。 ? 理解しがたいところがあれば、質問し、完全に理解しておくこと。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1. 環境とは 2. 生態系と物質循環 3. 環境ホルモン(内分泌撹乱物質)I 4. 環境ホルモン(内分泌撹乱物質)II 5. ダイオキシンと環境問題 6. 食糧生産と農薬汚染 7. 遺伝子組み換え食品と環境問題 8. 放射能汚染 9. 大気汚染 10. 水質汚染 11. 廃棄物の処理の現状 12. 廃棄物の処理の課題 13. CO2濃度と地球温暖化問題(I) 14. CO2濃度と地球温暖化問題(II) 15. 環境保全の取り組み |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
授業態度 10% 期末試験 90% なお、出席率が2/3以上を、期末試験の受験資格とする。 |
教科書 [Textbook] |
参考書:環境の化学(安藤淳平、古田直紀、瀬戸昌之、秋山尭共著)、日新出版 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
新聞などのマスコミ報道などで取り上げられる環境に関する情報に意識的に見聞するように心がけること。 また、環境に関する参考書はたくさんあるので、これらを読んで、授業の補充に努めること。 |
開講年度 [Year of the course] |
24 |
備考 | 特になし |
資格等に関する事項 | なし |