授業科目名(和文) [Course] |
造形デザイン学総合プロジェクト |
授業科目名(英文) [Course] |
Aesthetic Design Project |
学部(研究科) [Faculty] |
デザイン学研究科 |
学科(専攻) [Department] |
造形デザイン学専攻 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○助川 たかね 自室番号(3202)、電子メール(takanes**dgn.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
造形デザイン学専攻1年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
本演習科目では,デザイン分野を研究対象もしくは職業として目指す者に必要なプロジェクト遂行(マネジメント)能力の修得を目標とする。研究者にとっては研究課題が、実務者?表現者にとっては、自分の作品がプロジェクトにおける「商品」であり、その価値が評価され購入されることでプロジェクトが完遂されたと言える。本年は、題材として「瀬戸内海の小島をアートによって再生する」取り組みの一環として、島内で「商品」を展示?販売するための企画開発、文献?現地調査、販促計画、実施運営、報告書作成などを課題とする。尚、対象プロジェクトについては、開講の段階で、問題が発生した場合、もしくはこれより教育効果の高いプロジェクトが実施可能となった場合は変更もあり得るが、授業スケジュールの大きな変更はない。 授業は大きく5つの期間に分かれ、期間1~3では、「当該マネジメント理論の基礎講義 + 事例研究もしくは演習課題 + 実施課題への応用」という形式を取りながら企画から実施計画までを段階的に進める。期間4では、1~3で修得した理論?スキルを総合的に応用し活用できるようになることを目指す。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1. 研究?実務のいずれにも必要とされる課題設定?解決能力等のプロジェクト遂行能力の修得 2. プロジェクト遂行に必要なプレゼンテーション能力の修得 |
履修上の注意 [Notes] |
創作者として個人で成果を出すことに慣れている者にとっては、地元の方や自治体など、多様な人々とのコミュニケーションを要求される機会となるため、積極的に参加すること。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1.前期前半 ?課題設定: 研究?実務のいずれにおいても、「解決すべき課題」を明らかにすることにより、始めて研究テーマや商品の創造につながる。マネジメント理論?演習を通じて課題を設定し、その解決策としての企画を立案する。 ?文献調査: 調査には段階ごとに適した手法がある。学術的にも実務的にも有用な文献調査、現地調査の方法を理解し、予備調査として文献調査を実施後、企画案を修正する。 2.前期後半 ?資金調達: 助成?研究費の取得過程ではマーケティングやプレゼンテーション理論を応用し、企画を客観視し差別化することが必要であるため、実際に公 的 ?民間助成金や研究費の申請書類を作成?応募する。 3.夏季休暇期間 ?現地調査: 文献調査後、修正企画案にそって、現地調査を計画?実施後、企画案を再修正する。 ?予備交渉: 再修正案にもとづき、関係者との交渉?調整を行う。 ?販促計画: 調査?交渉?修正案の作成と並行し、販促計画および運営計画を作成する。 4.後期前半 ?実施?管理運営:11~12月の芸術祭期間にあわせて、販促を開始するとともに実施?運営する。 5.後期後半 ?報告書作成とプレゼンテーション |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
?課題設定と第1次企画案 10% ?文献調査 10% ?資金調達 15% ?第2次企画案および最終企画案 10%×2 ?販促計画 10% ?実施運営 10% ?報告書 15% ?プレゼンテーション 10% |
教科書 [Textbook] |
マネジメント理論、プレゼンテーション理論を中心に参考図書資料は教員が準備?配布する。 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
特になし |
開講年度 [Year of the course] |
24 |
備考 | 特になし |