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授業科目名(和文)
[Course]
セラミック造形学特論
授業科目名(英文)
[Course]
Figurative Ceramic Design Study
学部(研究科)
[Faculty]
デザイン学研究科
学科(専攻)
[Department]
造形デザイン学専攻
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○久保田 厚子  自室番号(3206)、電子メール(kubota**dgn.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2単位
対象学生
[Eligible students]
造形デザイン学専攻1?2年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
 近代の国産洋食器の造形は誠に面白い。我々の身の回りに洋食器は溢れているのに、その文脈についてはほとんど知られていない。陶磁器デザインには洋食器文化の理解が不可欠である。近代日本の洋食器についてモダンデザインをキーワードに、今まで実際に調査した研究を中心に順次メーカーごとに講義する。
到達目標
[Learning Goal]
 
1.輸出貿易品として重要な役割を果たした国産洋食器全体を把握する。
2.デザイン史における洋食器デザインの多様性を学ぶ。
履修上の注意
[Notes]
 セラミック造形学特論では洋食器メーカーを個別に学習して行く。毎回講義の後、たくさんの洋食器を手にとり鑑賞するので休まずに出席すること。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. 有田の洋食器(香蘭社、精磁会社他)
2. 有田の洋食器(深川製磁)
3. 森村組の創業 
4. 森村組ディナーセットの完成
5. 戦後米国向けノリタケディナーウェアデザイン
6. 大倉陶園と日野厚、大倉陶園の技法     
7. 名古屋製陶の洋食器
8. 鳴海製陶の洋食器
9. 東洋陶器の洋食器
10. 瀬栄陶器の洋食器
11. 三郷陶器の洋食器
12. 加賀製陶と井出製陶
13. 松村硬質陶器の洋食器
14. 四日市の硬質陶器
15. 白雲陶器ノベルティー                    
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
試験期間に試験を行う。(100点満点)
教科書
[Textbook]
教科書:
「日本の洋食器史(1)1966年—1996年」久保田厚子、CMD体育_cmd体育平台@紀要
「日本の洋食器史(2)ノリタケと競った製陶所のモダンデザイン前編」久保田厚子、CMD体育_cmd体育平台@紀要
「日本の洋食器史(3)ノリタケと競った製陶所のモダンデザイン瀬栄陶器編」久保田厚子、CMD体育_cmd体育平台@紀要
「日本の洋食器史(4)ノリタケと競った製陶所のモダンデザイン富士硬質陶器」久保田厚子、CMD体育_cmd体育平台@紀要
「日本の洋食器史(5)ノリタケと競った製陶所のモダンデザイン井出製陶」久保田厚子、CMD体育_cmd体育平台@紀要
参考書: 随時提示する。
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
実家等の古い洋食器を興味を持って観察する。
開講年度
[Year of the course]
24
備考 特にない。