授業科目名(和文) [Course] |
繊維材料学 |
授業科目名(英文) [Course] |
Fiber Material Studies |
学部(研究科) [Faculty] |
デザイン学部 |
学科(専攻) [Department] |
造形デザイン学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○難波 久美子 自室番号(3203)、電子メール(kumikon**dgn.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
造形デザイン学科3年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
より優れたデザインの可能性を探るために、テキスタイルデザインの重要な一要素である繊維を、多角的に捉える基礎知識を養う。前半は、ウールに焦点をあてながら、繊維がオリジンからプロダクトに変化してゆくプロセスを通して繊維への理解を計る。後半は、その他の天然繊維についての考察や繊維間の比較を主に行ってゆく。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1.繊維種類の全体図と個別特色の把握により、デザインにおいてより適切な素材選択能力を高める。 2.繊維を物質的特長により理解できると同時に、その歴史的背景の中での社会的位置づけにも眼をやり、素材への知識を深める。 |
履修上の注意 [Notes] |
講議形式とするが、授業では、繊維という材料をより実質的に理解する目的でハンズ?オン(実際に手で触れる等の体験型知識習得方法)を交えるので、学生には思考および体験で授業参加する態度も求めたい。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1.繊維概要?繊維分類表 2.ウール(オリジンから繊維素材へ) 3.ウール(歴史?羊の種類) 4.ウール(紡績の原理?歴史) 5.ウール(カーディング) 6.ウール(糸の構造?種類) 7.ウール(特性) 8.コットン(織り行程の流れ) 9.コットン(織りの種類?特長) 10. 麻 11. 麻(績) 12. シルク(フィラメントファイバー) 13. 繊維別による特質比較 14. 人造繊維?合成繊維 15. 特殊繊維 |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
前前期に課する提出物の評価 30% 前後期に課する提出物の評価 30% 出席状況および学習態度の評価 40% とし、総合的に評価する。 提出物は、授業講義の内容の理解ができているか、そして独自性のある提案ができているかについて評価する。出席状況および学習態度の評価は、それぞれのテーマについて授業内での意見や疑問および提案などによる能動的授業参加ができているかについて評価する。 |
教科書 [Textbook] |
教科書:プリントを適宜配付する。 参考書:特になし |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
講義内容のみならずハンズオンから学んだ内容も含んだノートを各自で作成すること。 |
開講年度 [Year of the course] |
24 |
備考 | 特になし。 |