授業科目名(和文) [Course] |
ベーシックフォトⅠ〈フォトデザインb〉 |
授業科目名(英文) [Course] |
Basic Photography Ⅰ〈Photo Design b〉 |
学部(研究科) [Faculty] |
デザイン学部 |
学科(専攻) [Department] |
造形デザイン学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○北山 由紀雄 自室番号(3506)、電子メール(ktym**dgn.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
1単位 |
対象学生 [Eligible students] |
造形デザイン学科1年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
視覚デザインの分野に於いて、重要な表現媒体としてある写真を今後十分に活用していくにあたり、その基本的な機能や技術を修得する必要がある。特にデジタルフォトに対する知識とその活用はデザイナーにとって必須の要件となる。ベーシックフォトⅠではその基礎として、デジタルフォトと銀塩写真との違いを理解し、絞りの機能、記録方式による違い等、デジタルカメラを取り扱う上での基本的知識と操作方法について習得する。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1.デジタルカメラを含むカメラの操作方法、及び機能について理解し習得する。 2.フィルムを用いた写真とデジタルデータを用いる写真の本質的な違いについて理解する。 3.撮影から出力に至る流れを理解する。 |
履修上の注意 [Notes] |
受講に必要となるコンパクトフラッシュ(もしくはSDカード)は各自で用意する事。(授業時に説明) 受講人数により授業時撮影課題を2人一組で行う場合がある。 受講に必要な感材及び現像等に掛かる費用については各自で負担する。(授業時に説明) |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1. デザインと写真との関わり、デジタルカメラの操作方法(各種露出モードとオートフォーカスの説明) 2. デジタルカメラを使っての撮影 3. 撮影結果からカメラの機能を確認する(絞りの効果とシャッタ-機能) 4. カメラの種類及び露出について 5. 被写界深度?シャッター種類と特徴についてと三脚使用方法の説明 6. ホワイト?バランス及び撮影課題(被写界深度を活用した撮影)の説明 7. フィルムカメラの操作方法について(フォーカス、露出、フィルム装填、取り出し) 8. カラーフィルムを用いての撮影 9. 暗室での現像処理(黒白プリント/デモ) 10. カメラの種類と画像を得る仕組み(感光性物質の露光?現像のシステム) 11. デジタル写真の基礎1(WB,画像の調整,記録サイズと画質モード) 12. デジタル写真の基礎2(メモリ,感度,画像の劣化,露出測光方式) 13. 撮影課題(被写界深度、フィルム撮影)の講評 14. デジタルイメージング(出力)に関する基礎知識 15. 授業のまとめ |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
作品課題60%、授業の進行度合いに従って実施する小テスト(含むレポート)20%、学習態度20%で評価する。 出席率が2/3に満たない場合は提出課題の評価を行わない。 |
教科書 [Textbook] |
教科書:使用しない(必要に応じプリントを配付する) 参考書:使用しない |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
授業時以外でも積極的にカメラ操作について復習を行うこと。 課題制作は、撮影を繰り返し実施する必要があるなど時間が掛かるため、早めに着手すること。 課題提示後、希望者に対して、個別に事前の課題確認を実施します。 |
開講年度 [Year of the course] |
24 |
備考 | この授業の単位を修得しない学生へは、大学備品写真撮影機材(デジタル一眼レフカメラ、35mmフィルム一眼レフカメラ、三脚等)の授業時外使用を認めないので、使用を希望する学生は必ず履修し、単位修得する事。特にITCデザインコース希望者は1年次に於いて履修すること。 評価については希望者に対し個別説明を行う。 |