授業科目名(和文) [Course] |
造形構成論 |
授業科目名(英文) [Course] |
Composition |
学部(研究科) [Faculty] |
デザイン学部 |
学科(専攻) [Department] |
造形デザイン学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○吉原 直彦 自室番号(3606)、電子メール(yossie**dgn.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
造形デザイン学科1年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
造形構成がその形成に寄与する身体コミュニケーションと文化について、各種概念に基づき具体例分析にあたる。各時代?地域における造形の構成概念及び方法の変化を知ることにより,将来にむけたデザイン上の課題発見やこれを可視化するための発想のあり方を考えるための手だてを求める。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1. 造形作品に潜む,視覚をはじめとする身体感覚及び種々の思考様式を理解する。 2. 授業ごとの課題に取り組むことにより,各テーマに基づく課題発見?解決力の必要性を認識する。 3. 疑問点など考えたことの確認や補完的復習に努めることを通じて、テーマ理解を深める。 |
履修上の注意 [Notes] |
?授業ごとに配布されるプリント、小課題、板書等を,「分析ノート」に編集すること。 ?上記の他、自身が気づいた点や関連資料を,「分析ノート」に編集すること。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1. オリエンテーション;視覚の透明化と注意のスイッチ 2. ボディ?シェーマ;身体をつかってものをみる/読む 3. ボディ?イメージ;自画像と視覚の拡張 4. フェイスとマスク;自然的/演劇的身体としての顔表現 5. 創と写;創造と模倣、引用とシミュレーション 6. 造形におけるベクトル1;東西グラフィックスにおける右/左 7. 造形におけるベクトル2;映画、マンガにおける右/左 8. 図と言葉;ファインアートとデザインにおける言葉の役割 9. 図と地;モダンアート/デザインの図と地 10. 遠近法と時空間;東西遠近法に潜む時空間概念とその変遷 11. 静と動;写真誕生以前/以降の時間表現,シンメトリーの破れと動き 12. ユーモアとアイロニー;視覚的比喩の可能性に向けて1 13. ユーモアとアイロニー;視覚的比喩の可能性に向けて2 14. 生と死;各時代の表現にみる死生観推移と,イメージの身体性 15. まとめ;対概念の混成系としての造形デザイン 16. 分析ノート返却及び講評 |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
?授業期間中に提出(2回)する『造形構成論分析ノート』への取り組み 80% ?授業参加態度 20% 以上を総合評価する。なお,出席率が2/3以上を,分析ノート評価の条件とする。 |
教科書 [Textbook] |
教科書:?テキスト『造形デザインのための注意のスイッチ—観察?思考?創案にむけて』吉原直彦,昭和堂 ?サブテキストプリント(毎回配布) 参考書:とくになし |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
?各授業テーマに応じ、関連する作品集や書物にあたり、資料収集することでテーマ理解をさらに深めること。 |
開講年度 [Year of the course] |
24 |
備考 | とくになし |
資格等に関する事項 | とくになし |