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授業科目名(和文)
[Course]
特別講義(地域とデザイン)
授業科目名(英文)
[Course]
Special Lecture : Designs and Communities
学部(研究科)
[Faculty]
デザイン学部
学科(専攻)
[Department]
造形デザイン学科
単位数
[Point(Credit)]
2単位
対象学生
[Eligible students]
造形デザイン学科3年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
地域資源を発掘し、その価値を向上させていくために、デザインという専門性が果たすべき役割と可能性を探る。一次、二次、三次産業をつなぐ新たな六次産業としての仕組みづくりと、地域活動のありかたを考える。日本や海外の地域におけるデザイン活動の実例を上げながらこれからの地域との関わり方を学ぶ。総社市街地周辺を対象としたフィールドワークなど、現場における実践的な授業を通じて地域のキーワード抽出や地域イメージづくりのトレーニングを行う。
到達目標
[Learning Goal]
1. 全国各地における様々な地域デザイン活動の事例と理念を把握する。
2. 地域資源とは何か、どう活かすか、デザインが必要かという視点を持つ。
3. 実践的な地域活動に参加するための心構えと知識を持ち、実行に移す。
4. 地域イメージを表現するための技術とコミュニケーション能力を体得する。
5. 地域の価値を向上させるためのデザイン貢献活動への理解が深まる。
履修上の注意
[Notes]
既に、地域活動に参加している者はその概略、成果をまとめておくこと。※評価の対象とする。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1) 地域活動の現在?1 
-1. 地域資源の発掘(歴史、伝統、自然、産業、人、祭)
-2. 地域産業、伝統産業、観光産業
-3. 地域連携による取組み(産官学連携、異業種連携)
-4. 地域貢献活動(NPO、補助事業、ファンドレイジング)
-5. 地域ブランド(ジャパンブランド事業)

2) 地域活動の現在?2
-1. グリーンツーリズム
-2. スローフード運動
-3. エコミュージアム
-4. 世界遺産、産業遺産
-5. 伝産法、伝建地区

3) 地域資源の事例
-1. 食物(農業、漁業、日本酒)
-2. 工芸(刃物、漆、和紙、仏壇、陶磁器、織物)
-3. 自然(景観、森、川、海)
-4. 歴史(祭、町並み、文学、遺跡)
-5. 人物(ゆるキャラ)

4) 近江楽座について
-1. 近江楽座のススメ(学生の地域活動)
-2. 近江楽士(地域教育プログラム)
-3. 近江環人(コミュニティアーキテクト養成プログラム)
-4. 地域と環境
-5. 地域と大学

5) フィールドワーク(総社市街地を対象とする)
-1. 地域のキーワード抽出
-2. 地域のアイデンティティ構築
-3. ファシリテーション法
-4. 取材、ヒアリング
-5. シビックプライド策定

6) 地域デザイナー「梅原真」
-1. 砂浜美術館
-2. 四万十ドラマ 
-3. 84運動
-4. とうわのものさし
-5. オブセッション
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
集中講義のため、とくに出席と授業態度を重視する。各節(全6節)毎に提出するレポートと、第5節に行われるフィールドワークの成果プレゼンテーションによって評価する。
教科書
[Textbook]
『近江楽座のススメ』’学生力で地域が変わる’ 近江楽座学生委員会編著 ラトルズ刊
『スローフード?マニフェスト』金丸弘美?石田雅芳 木楽舎
『シティプロモーション』’地域の魅力をつくるしごと’ 河井孝仁 東京法令
『シビックプライド』’都市のコミュニケーションをデザインする’ シビックプライド研究会 宣伝会議
『シュリンキング?ニッポン』’縮小する都市の未来戦略’ 大野秀敏 鹿嶋出版界
『風土としての地球』オギュスタン?ベルク 筑摩書房
『四万十日用百貨店』迫田司 羽鳥書店
『おまんのものさしもちや!』篠原匡 日本経済新聞出版社
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
積極的に地元の地域活動に参加して、自身の大学での専攻テーマにおける知識やスキルを活かした活動をすること。
開講年度
[Year of the course]
24